先週の出資馬（2023/03/11・12）

ランビリーゾ / 3歳未勝利
スペクトログラム / 4歳上 1勝クラス




ランビリーゾ（ハービンジャー× ルミナスハッピー by アグネスタキオン）

3月11日（土） 中山5R 3歳 未勝利 ： 5着（0-0-0-3）
芝1800m　1:50.3　良　16頭　2枠3番　4人気　戸崎圭太J　56.0kg
コーナー通過順：5-6-6-6（34.8）　454kg（-6）


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スタート後はやや促しつつ行き脚を付けて、道中は中団前目からレースを進めます。4コーナーから促して行くと、直線では内からジリジリと脚を使って、掲示板を確保しています。


斎藤誠調教師コメント：

私は中京競馬場に臨場していたので、直接確認は出来ていないものの、スタッフが言うにはパドックではまずまず落ち着いて周回することが出来ていたとのことです。

ただ、トレセンではこの馬なりの成長を感じるものの、競馬場だと気持ちが昂ってしまいそうな部分が残っていますし、そこは今後も課題になってくるのかなと思います。

返し馬では自らハミを取って行く感じでしたが、控えて良さが活きるタイプではありませんし、スタート後は促して行く格好となりました。その分、最初のコーナーでハミを弾く姿を見せていましたし、少し折り合いを欠く場面がありましたね。

それに、内枠に入ったことで、周りに合わせて動かないといけない形になってしまいましたし、瞬時にギアを上げられないことを考えると、外枠の方が自分で動きたい時に動けるでしょうから、ランビリーゾにとっては良いように思います。

それでも掲示板は確保してくれたように、崩れずに走ってくれていますし、この馬の力は出してくれたのかなと思います。

優先出走権は獲ってくれましたが、続けて使わせていただきましたし、精神面を考えると一旦リフレッシュさせた方が良いと思いますから、12日にノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。

※シルクホースクラブ様より転載許可を頂いております。

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少し期待していたのですが5着。
ポンと出て前目からの競馬なら内目の枠も良いかと思っていましたが、案外だったようですね。

これでデビューから3戦連続5着で掲示板の一番下コレクターです。
掲示板確保は悪くないと言えば悪くないのですが、未勝利なのでやはり勝つ事が大切。
先日のフェザーのように一つ勝っておけば先に繋がります。

すでに放牧に出ており、このままだと次は東京開催の時期になりそうなので、福島とかローカルになるかもしれませんね。今回がスローで結構掛かっていたので、距離はマイル（福島なら1700ですね）あたりでしょうか、ひょっとすると適性によってはダートの選択肢もあるやもしれません。

兎にも角にもなんとかひとつです。


続いて日曜のスペクトログラム。


スペクトログラム（ドレフォン× ケアレスウィスパー by フジキセキ）

3月12日（日） 中京8R 4歳上 1勝クラス ： 7着（1-0-4-5）
ダート1800m　1:54.4　良　15頭　8枠15番　6人気　坂井瑠星J　58.0kg
コーナー通過順：8-9-5-5（40.0）　492kg（0）


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ブリンカー着用。大外15番枠から五分にスタートを決めると、道中は無理せず中団からレースを進めます。向正面で捲り気味に動いていくも、直線ではジリジリとしか伸びず、7着入線しています。


池江泰寿調教師コメント：

前走から体重の増減はなく、良い状態でレースに臨むことが出来ました。

大外15番枠に入ったことと、相手の脚質を踏まえて、ジョッキーとは前半は無理せず、途中から捲っていく競馬をしようと打ち合わせました。その通り、向正面で捲り気味に動いてくれましたが、結果的に先団に並び掛けるところまでいかなかったですね。

坂井瑠星騎手は『作戦通り、前半は無理せず中団に付けて、向正面から動いて行きましたが、先頭集団に並び掛ける前にペースが速くなってしまい、捲り切れないまま直線に向きました。所々で気を抜こうとしていましたが、こちらが促せば最後まで頑張って走ってくれました。ただ、この距離だと捲り切れないように思うので、小回りコースの1,700ｍ戦辺りの方が良いように思います』とコメントしていました。

確かに、小回りコースの方が展開的にも捲り易いように思いますから、次走はそのような条件で出走させたいと思います。

この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから検討させていただきます

※シルクホースクラブ様より転載許可を頂いております。

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「後ろから突かれている間はしぶとく頑張る」という事から、逃げるか捲るかという競馬を検討していたようですが、幸か不幸か大外が当たってしまったので「捲り」の一択になってしまいましたね。

コメントにあるとおりレースでも捲ってでたのですが、捲りきれず・・・それでも、正直この内容ではもっと負けるんじゃないかと思いましたが、セカンドグループの掲示板争いに踏みとどまっていたので、馬自身はがんばったんじゃないかなというのが個人的な感想です。

とはいえ競馬ですので勝ちを目指すのも当然で、これからも自分のスタイルを探して試行錯誤しながら嵌るところ探しは続くのでしょう。暗中模索ではありますが結果に繋がってほしいなあ。


さて、次の出資馬の出走は今週の土曜日、中山10R・韓国馬事会杯（3勝クラス・ダ1800m）を予定しているロコポルティになりそうです。

前走着順こそ8着ですが、距離延ばして前進が見られましたので、今度は掲示板を目指したいですね。