SSブログ

第53回 六甲盃 [Race Photo]

今年も伝統の長距離戦が、冬から春への移ろいを感じさせてくれる時節になりました。


火曜日に飛び込んできた「ハルイチバン、六甲盃回避」のニュース。

同一重賞三連覇の偉業が掛かっており、長休明けを一つ叩いて状態も上向きと思われていただけに、この上なく落胆させるニュースとなりました。

しかしながら今日の六甲盃、中々に良いレースだったと思います。

絶対的中心馬の回避によって割れ加減の人気の中、1人気に推されたのは上がり馬・ステージインパクト。
なんせ前走B1を勝ったばかり。しかしながら園田移籍後1700・1870ばかり使われて6戦パーフェクトの戦跡、加えて柏原厩舎&川原さんとなれば1人気も理解できます。

続く2人気は、前走ハルイチバンを一蹴したバレーナボス。
鞍上の板野Jがマイエンブレムでこのレースを制したのが昨日のように思い出されます。
マイエンブレムがご贔屓だったsonodayaは、板野Jの黒白の勝負服に1枠1番の白帽がコーディネートしたかのようにピッタリやなと思いつつ、8馬身差のブッチぎり劇を見ていました。

ああ、これをレース前に思い出せれば・・・・・(T_T)

それは後の話として、3人気にはタガノプリンス。
絶好調下原J騎乗だけに頷けるものがあります。

以下、笠松・クワイアーソウル、名古屋・ベルラインと続き、その下に木村J騎乗・キングブラーボ、学J騎乗・メイショウヨウコウの順でした。

7人気のメイショウヨウコウでさえ22倍という混戦模様の長距離戦を制したのは・・・・・


160303_RokkoHai_BelleLine.jpg
ベルライン 父ダイワメジャー 母カリズマティックゴールド 母の父カリズマティック


ゲート出て躓いたものの、内からスッと3番手へ。
丸々コースを2周する " 年に一度の長距離祭り " を、インの経済コースでジッとして、2周目向正面で各馬一斉に動いた時も余力十分、4角で先に抜け出したキングブラーボを追って直線に入ると、一完歩づつ差を詰め並びかけると、鞍上の左鞭に応え抜き去り、ゴール直前急襲したバレーナボスをクビ抑えて嬉しい初重賞を飾りました。

先ほど5代血統表見ましたが、母の半妹にオークス馬のローブデコルテ、父は今年の牝馬クラシック路線で先頭を走るメジャーエンブレムを輩出するダイワメジャー、生産はノーザンファームと中々のお嬢様です。


今日の川崎競馬場では、JRA所属の女性ジョッキーが " ひな祭り " デビューとあって、エラい盛り上がりやったようですが、六甲盃を制したベルラインも牝馬、加えて厩務員さんも女性とあって、園田も " ひな祭り " 状態でありました。

中々良いレースを見た満足感に浸りながらの帰り道、スクーターを走らせながら、「板野も惜しかったねえ」とか、「今日は白帽じゃなかったからかな」とか、ツラツラ考えている内に気づきました・・・・・勝った馬、1枠1番やん。

( ̄ω ̄;)エートォ...

1枠1番、板野J、ひな祭り、こんなにヒントがあったのに・・・・・馬券下手とはこんなもんです。



160303_RokkoHai_StageImpact.jpgこちらは1人気に推されたステージインパクト。

やはりオープン初挑戦が伝統の長距離重賞では、少し荷が重かったでしょうか。通用してもおかしくないと思わせる戦跡でも厳しいんですね。
それでも、4角では着もないかと思わせた割には5着に踏みとどまったあたり、今後に期待はできそうですね。自己条件勝ち上がって再びオープンに挑戦する時を楽しみにしたいと思います。



あ、そうそう、4着に終わりましたが、笠松のクワイアーソウルは尾島徹調教師の管理なんですね。
尾島調教師といえば、やはりマルヨフェニックス。

マルヨフェニックスもこの六甲盃を制していて、クワイアーソウルが勝てば騎手と調教師で六甲盃制覇やったんですが1馬身半届きませんでした。

今回は残念な結果に終わりましたが、若くして調教師に転身された尾島師だけに、この先どこかで六甲盃を勝ちそうな気がします。
きっとマルヨフェニックスのような憎らしいほど強い馬と共に・・・・・。


まあ、こんな感じで、色々な思い出が浮かんでは消える、早春の長距離戦でございました。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
阪急杯ヘッドマークライアン。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。