チョットだけ馬産地紀行【その3】 [その他]
3日目はビッグレッドファームからスタート。
・・・・・と、ここまでは8月に書いてたんですが。
ビッグレッドファームに行ったのは7月の17日、今日は11月の18日。
もう4ヶ月もたっとるやん・・・・・( ̄ロ ̄lll)
あまりにも時が経ち過ぎたので、もうこのシリーズはボツにしよかなとも思たんですが、写真も用意しとったんで「思い出し、思い出し」しながら書くことにしました。
さすがに、この歳で4ヶ月経つと写真でも見ながら思い出さんと忘れてるもんねえ・・・o( ̄ー ̄;)ゞ
とにかくビッグレッドですわ。
旅行2日目は嫁はんメインの内容だったので割愛しますが、夜はトマムに泊まっておりまして3日目最初の目的地である新冠・静内あたりまでは、軽~く150kmぐらい。
それでもビッグレッドで最初の写真を11時前に撮っているので8時前には行動開始しとったようです。
(なんせ4ヶ月も前の事なんで・・・・・)
あ・・・・・で、ビッグレッドね。
当初ビッグレッドに行くのはあまり考えてなくて、レックススタッドあたりを考えてたんですが、レックスって7月は見してくれないんですよね。(8月から見学解禁でした。)
と言う事で、「どこかないかいな?」と思ってた時に、園田でいつも撮影を御一緒させていただいてる「とっぷぼん」さんからお勧めいただいたのがビッグレッドファーム。
ステイゴールドはいるし、スパイキュールもいるし、アグネスデジタルなんかもいます。
おー、こりゃいいと言う事で3日目午前のメインにさせてもらった訳です。
行ってみると、瀟洒な事務棟や手入れが行き届いてる厩舎がとてもいい感じ。
生憎の空模様やったんですが、事務所から厩舎までの道のりが、こう・・・なんちゅうのかな・・・ジワジワ「テンション上がる感じ」というか、「オモチャ屋でオモチャ買ってもろて家まで待ちきれない」あの感じというか、なんしか逸る心を抑えつつみたいな、なんとも楽しい時間でした。
んで、厩舎に向う途中で碑がふたつありまして・・・
ひとつは昨年亡くなったマイネルラヴ。
タイキシャトルに土をつけたスプリンターズSは伏兵でしたが、そもそもマイネルのチョー期待馬やったんやし、それだけのスピードのある馬やったってことでしょうね。
スプリンターズSがまだ暮れに組まれていた98年の勝ち馬なんで、もう15年になるんですね。
園田的には、ポアゾンブラックの父という方が判り良いかもしれませんね。
もうひとつはイブンベイ。
古い話で恐縮ですが、ホーリックスの東京2400m・2:22.2のレコードの立役者でした。
テンからビュンビュン飛ばして、それでも自身はレコード決着の6着に粘ってるし、翌年のBCクラシックでも2着になってたりチカラのある馬だったということでしょうねえ。
ただsonodayaの中では、このJCの印象が強すぎて、どこまでいっても「暴走機関車」ですが・・・ヽ(´~`;
そうこうして厩舎に到着。
厩舎内から放牧地を眺める景色は最高でした。
厩舎についた頃に、我々と反対側から、ポックリポックリやってきたのはタイムパラドックス。JCダートに川崎記念、帝王賞にJBCクラシックを2度制するなどダート界きっての大物とのいきなりの距離の近さに、園田が主戦場のおっさんは一気にテンションMaxです。
この日は降ってるというほどでもなかったんですが、時折ポツポツと空から落ちてくる感じの空で、ほとんどの馬が厩舎内でした。
ま、そのおかげでこんな風景を見たり、ステイゴールドをゆっくり見ることができたんですが、そのかわりアグネスデジタルやスパイキュールの撮影条件が悪くて、まともに撮れなかったのが残念です。
BRFで出会った馬達を紹介すると・・・・・
左から・・・ステイゴールド・コンデュイット・タイムパラドックス・アドマイヤマックス
同じく左から・・・スパイキュール・アグネスデジタル・ハイアーゲーム・アイルハヴアナザー
まあ、なんといってもオルフェとゴールドシップを輩出するステイは存在感あります。
しかしながらステイゴールドは2年ごとにビッグレッドとブリーダーズスタリオンステーションをシャトルしているので、現在はブリーダーズスタリオンにいます。ビッグレッドに帰ってくるのはまた2年後ですね。
以前にも触れましたが、スパイキュールももういません。
こちらは韓国に輸出となったようです。
そんな感じで、この夏の終わりにいろいろと動きがあった事を思うと、今年行けて良かったです。
おっと、厩舎組に気をとられて、放牧されていた2頭を忘れていました。
こちらは少しイメージ風のカットで・・・・・
左がコスモバルク、右はロサード。
北海道競馬所属のままG1に挑み続けたコスモバルク。
地方競馬ファンにとっては愛すべき存在です。
薔薇一族のロサードですが、数年間種付けしてない年もあったようで産駒数は非常に少ないですね。
2010年の産駒、たった3頭の中から新馬・フェアリーS(G3)・アネモネSと3連勝したクラウンロゼが出て、細々ながら種牡馬を続けられるようです。
少ない中からもさらに走る仔がでるといいですね。
園田には坂井厩舎のサラトフとライムグリーンの2頭がロサード産駒のようです。
とまあ、こんな感じで至福の時間を送らせてもらいました。
ロサードとバルク以外は放牧中の姿を見ることができなかったんですが、厩舎内でスゴく近いところで見ることができて却ってラッキーだったのかも知れません。
でも実際には柵を避けて撮ってるので、写真ではあまり隔離されてる感が伝わらないかも知れませんが、実際にはこんな感じです。
左:鉄柵の中で、決めポーズが妙に凛々しいアドマイヤマックス氏。
右:厩舎内の壁に貼り付いて、微動だにしないアグネスデジタル氏。
競馬場で見る馬もいいですけど、牧場で見る馬はまた格別と思うsonodayaさんでありました。
さて、名残惜しくもビッグレッドファームを後にして、静内・新冠の馬産地を少しウロウロした後は、この旅のメインイベント・日高スタリオンステーションへ参ります。
それはまた次回。
「次回・・・・・って、いつやねん」という御指摘は無しでお願いします。
できるだけ早く書けるように仕事片付けて、また4ヵ月後とかにならないようにがんばります。
何度でも行きたくなります。
2013-11-19 01:05
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コメント(3)
8頭の馬顔に思わず頬が緩みました(*^_^*)
名だたる名馬たちも、こんな風に並べばカワイイものですね。
スパイキュールですが
なんかのサイトを見ている途中、韓国への遠征が来年の2月に延びたとの記事を発見。
どうしたんでしょうね?
ちょっと心配・・・・
by ルン (2013-11-20 23:05)
おっと書き忘れてましたが
トップの「水たまり」の写真は、もしかしてメイショウシャークでしょうか(^ ^)
by ルン (2013-11-20 23:07)
> ルンさま
いつもありがとうございます。
ここに載せた馬の他にロージズインメイもいたんですが、写真が特定できなくて載せなかったりしてます。
でもみんな競馬場で見るのと違って、大人しくてかわいいですよ。
牧場で見る馬達は、格別のものがあるので、機会ができましたら、ぜひ一度訪れてみてください。
トップの水たまり・・・はて、シャークだったでしょうか?バーグちゃんだったでしょうか?
マコーリーではなかった気が・・・・・(゚ー゚;A
撮ってるのにお恥ずかしい・・・ま、そんなもんです。(笑)
by sonodaya (2013-11-21 09:01)