第4回 兵庫サマークイーン賞

元・・・つか、最近まで中央オープンだけに、しゃーないですなあ・・・・・


GRAND-DAM JAPAN 古馬シーズン の第4戦。

GRAND-DAMとその先を目指してやってきたという噂のエーシンクールディ。

すでに2戦目、金沢・読売レディス杯で追うところなしの圧勝劇を演じ、その強さを知らしめて園田に乗り込んできました。




そんなエーシンを含め、パドックから5頭を。



左から・・・

いつ見ても、牝馬らしく可愛く映るリジョウクラウン。
-14kgや、距離云々もお構いなし、単1.2倍で当然の1人気は笠松・エーシンクールディ。
Jから福山に移籍して2戦2勝、中央では500万勝ちの戦績で、ここでも3人気は福山・グレイスフルムーヴ。
GDJ古馬シーズン・ ディフェンディングチャンピオン、地元の期待を背負って・・・キーポケット。
赤いシャドーロールがすっかりトレードマーク、もう一頭の兵庫期待馬・エンタノメガミ。


返し馬からは2頭。
少しイレていた事もあってか、先入れで向正面一直線のエーシンと、健さんが乗るゴールドピアースを。



さてゲートオープン。

大体いつもゴール前少しすぎたあたりで撮っていますが、1700mのスタートが一番写らない角度なんですねえ。

ま、こればっかりはどうしようもないんですが・・・・・





で、なんだかんだ言いながらもエーシンクールディがハナでマイクロホン前通過。

少し間隔開けての逃げは、後続が来たら行く、来ないならどこまでもマイペースというような、チカラの差がないと出来ない芸当のように映りました。





コスモピクシーを間にはさんで、その直後に3人気・グレイスフルムーヴと5人気・ゴールドピアースが続きます。

川原さん騎乗の2人気・キーポケットは、この後ろから。
正直、誰もエーシンに鈴つけにいかない状況だったでしょうか・・・・・





重賞4勝馬でありながら、この日は7人気だったエンタノメガミ。

兵庫勢だけ見ても、キーポケ・ゴールド・コスモに次ぐ4番目の支持とは・・・・・







この日も凄く砂が乾いてて、馬達が通りすぎた直後はご覧の通り。

ほとんど見えん状態に相なりまする。

一番左端にボンヤリ写るのは、定位置から末脚に賭けるリジョウクラウンです。




結局、独走のまま園田のトラックを1周半廻りきって最後の直線へ入ってきたエーシンクールディと岡部誠騎手。









気合をつけるでもなく、ましてや追うところもなく・・・・・

「チカラの違いとはこういう事」と言わんばかり。

少し離れた2番手追走だったコスモピクシー（右端・吉村騎手）がすでに一杯・・・・・





ヒタヒタとそれこそ静かに差が広がって、無人の荒野を行くがごとく。

ゴールまで淡々と一人歩き。

正直、乗り運動見せられた気分です。







エーシンクールディ　父 Distorted Humor　母 Catalina　母の父 Storm Cat

最近の重賞レースでは、最も際立つ他馬とのチカラの違いをゲートオープンと同時に見せ、最も盛り上がらないレースを作り出してしまったクールディ。

レース後、岡部誠騎手の口から出た「強すぎてすみません」の言葉も、イヤみでもなんでもなく「さもありなん」と思わせるほど一方的な内容でした。






今回はまともな口取りの写真が撮れませんでした。
申し訳ない限りです。

次は一旦GDJ路線を離れて、佐賀のサマーチャンピオン（G3）に登録してる様子のクールディ。
スーニやらダイショウジェットが登録しているようなので、その相手にどれぐらいやるか、興味はつきませんね。
GRAND-DAMの最終戦とその先にも。

ただ、暑い夏にそんなに使って大丈夫？と一抹の不安を覚えたり。
ま、ここ3戦調教代わりみたいなもんやから大丈夫かと思ったりして。
夢で終わらない大望があるようなので、無事にいってほしいと思います。

しかしながらマルヨフェニックスといい、ラブミーチャンといい、クールディといい・・・・・笠松ファン、羨ましいなぁ。

でも、私は園田ファンです。（笑）