第60回 のじぎく賞

行ける時に限って・・・


雨なんです。

まあ、空模様に関しては早くから危うい予報だったので覚悟はしていました。
もちろん歓迎ではありませんが（馬場も悪くなるし・・・）、雨の日は雨の日にしか撮れない写真が撮れると思うようにしております。

このところ仕事の都合もありゴールデンウィークには行けなかったので、菊水賞以来の園田ですね。
本日のメインは県花を冠した重賞「のじぎく賞」でした。（秋の終わり頃に咲く花ですけどね）

川崎・浦和・金沢から各1頭、地元兵庫から9頭のフルゲート12頭立。
1人気は地元兵庫のニフティスマイル、2人気に川崎のケウ、3人気は浦和のスターオブケリーでした。

10レースから馬場も重となり、降りやむ気配もありません。
そんな雨中の1700mを先頭で駆け抜けたのは4人気、地元兵庫のニネンビーグミでした。

ニネンビーグミ　父ホッコータルマエ　母ハタノメドゥーサ　母の父ダンスインザダーク

1月の兵庫クイーンセレクションに続き重賞2勝目、田中学Jも重賞騎乗機会3連勝と絶好調ですね。
兵庫でも活躍したハタノキセキの半妹で、半兄と同じく松平幸秀厩舎の所属です。
（ちなみに兄は松平厩舎の前は吉行先生のところでした）

松平先生は騎手時代、2001年にヒラカツアスカで、2005年にはキヌガササファイヤでのじぎく賞を制しており、騎手・調教師でのじぎく賞制覇となりました。


さて、終わってみれば掲示板どころか7着まで兵庫勢が独占。
もちろん地の利もあるのですが、馬のレベルが以前とは全く違うのを実感しますね。
14・15年前とは隔世の感があります。

兵庫所属馬の益々の活躍を願うばかりです。
ニネンビーグミ号関係者の皆様、おめでとうございました。