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第13回 兵庫若駒賞 [Race Photo]

実に8ヶ月ぶりの競馬場でした。


前回、競馬場に行ったのがウィンターカップの時・・・・ウィンターですよ、ウィンター。
もう一回まわって、また冬が来ようとしてるじゃないですか・・・。

春と共にコロナ禍に突入し、無観客の競馬開催や緊急事態宣言など思いもしなかった事が次々と起こり、そうこうしている間に夏を迎え、秋も深まるこの時期になってやっと・・・やっとです。

実に2月20日以来、8ヵ月ぶりの競馬場でした。

それでもコロナ対策を十分にとった上での入場再開、正直写真なんて撮れるのだろうかと半信半疑で競馬場まで行きましたが、手指の消毒・検温等あるものの無事に入場する事ができました。

なんかね、馬の匂いが久しぶりで、あの匂いが鼻孔に到達した瞬間、なんとも言えない気持ちになりました。
なんと言うか、競馬場に帰ってきた事を実感する感じでしょうか・・・エエ匂いです。

コロナ下での開催でもあり「できる限り長時間の滞在はしないよう・・・」という観戦ルールが出ていることもあり、10R発走の直前に入るようにしました。

メインのみの弾丸にしようかなとも考えたのですが、そもそも馬撮るのも8ヵ月ぶりなので、さすがにメインの前にひとつぐらい撮っとかないと危ないですからねぇ。


さて、今日のメインは「第13回 兵庫若駒賞」。
出世レースとして名高いレースですが、正直どの馬も初めて見るので人気や力関係もサッパリです。

ツムタイザンが1人気なのかと思ったらアイルビーゼアでしたね。
プリンセスカップ2着とは言え、兵庫勢では最先着ですので順当と言えば順当な人気だったでしょうか。

しかしながら結果はツムタイザンが逃げて8馬身差の圧勝劇。
衝撃的と言うと失礼かもしれませんが、それほどのインパクトでした。


IMG_94018.jpg

IMG_93987.jpgツムタイザン

父・シンボリクリスエス
母・モエレカバーガール
母の父・フレンチデピュティ

通算成績・3戦 3-0-0-0
牡2歳・大山寿文厩舎



2着には、中段から脚を伸ばしたスマイルサルファー。
3着は1人気に推されたアイルビーゼアでした。

これは年末どころか、来年のダービーもこの馬じゃないの?と思わせて不思議ない勝ちっぷり。
素晴らしい強さでした。

血統を見ると、母・モエレカバーガール・・・・・モエレカバーガール?
なんか聞いた事がある気がして、ツムタイザンの兄弟に活躍馬がいるのでは?と思い調べてみるも、これと言ってピンとくる馬は無し。

では何故にモエレカバーガールと言う名前に聞き覚えがあるのか、戦績を見てようやく理解できました。
ツムタイザンの兄弟馬どころか、モエレカバーガール自身が園田で走り、園田で9勝を挙げる活躍馬でした。

「もしかして・・・」と思い探してみると、撮っていましたよ。


Canon EOS 50D16654.jpgモエレカバーガール

父・フレンチデピュティ
母・マイライフスタイル
母の父・Halo

「B1 3歳以上特別」 1着
2009年の10月20日の撮影でしたので、ピッタリ11年ぐらい前の写真ですね。


ちょうどカメラを持って園田に行きだした頃です。
その頃の連勝馬なら名前に聞き覚えがあって当然かもしれませんね。

しかもモエレカバーガールの母・マイライフスタイルは父・Halo、母・Wishing Well。
こう書くともうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、サンデーサイレンスの全妹ですね。
聞き覚えがあるのは、この血統のせいかもしれません。

いずれにせよ母馬が園田活躍馬で、その仔が重賞勝ち馬になり、どちらも撮っている・・・私にとっておそらく初めてのパターン。ここにモエレカバーガールの写真を添えられて嬉しい限りです。


さて、開業2年目の大山寿文調教師にとっても嬉しい初重賞。
sonodayaが園田に行きだした頃が騎手を引退され1年後ぐらいですので、私は騎手時代を存じあげません。
きっと現役ジョッキー時代を知るファンの方々の思いもひとしおなのではないでしょうか。

ツムタイザン関係者の皆様、おめでとうございました。



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