第16回 兵庫ダービー [Race Photo]
近畿地方も梅雨入りしました。
「梅雨の晴れ間は日本晴れ」を地でいくような青い空。
週初めの天気予報では、この日は雨予報やったんですが、ご覧のような素晴らしい青空が広がりました。
日差しは強いものの、日陰に入れば乾いた風が吹きぬけて快適な事この上なし。
ピーカンで写真向きのお日様ではなかったですが、3歳馬の祭典には最高の一日でした。
さて、晴れの舞台へ駒を進めた12頭の中でファンの支持を最もあつめたのは2歳チャンプにして菊水賞馬・インディウム。1.5倍で堂々の1人気です。
2人気には前走・兵庫CSでインディウムに一矢報いたコパノジョージ。
3.0倍ながら、3人気が12.7倍だったことを思えば、この2頭が如何に抜けた存在と思われていたか判ろうというもの。
以下、バニスター・オトコギ・マキシマムカイザーと続きますが、ムードは2強の一騎打ち。
ダービーの舞台で、そんな勝負を見ることができるなんて嬉しいですね。
パドックでは2頭とも好仕上りに見えました。
素人目にはコパノジョージがより目一の仕上げに映りましたが、インディウムも外目を歩みながら、さすがに目につく好馬体、このあたりにダービーらしさを垣間見た気がします。
レースでは、ゲートオープンから逃げると思われていたオトコギが出遅れ、バニスターとケルソンが前へ。グレイスマアナ・トウケイロイヤルと続き、その後ろにコパノジョージとインディウム。
向正面でインディウムが動き、2周目3角にかかる頃にはコパノジョージと並んで抜け出し「早くもマッチレースか」と見てる方も一気にテンションが上がります。
しかしながら4角にかかる頃には、手が動いていない木村健Jに対し、激しく手綱が動く田中学J。
直線に入ると手応えそのままに一瞬でインディウムが突き放し、余裕で栄光のゴールを駆け抜けダービー馬の称号を手にしました。
インディウム
父 パイロ
母 セブンバイセブン
母の父 フォーティナイナー
9戦8勝
主な勝鞍:兵庫ダービー・菊水賞・園田ジュニアC
田中範厩舎所属
ダービー前のインディウムは、菊水賞でコパノジョージに詰め寄られ、兵庫CSでは4着と5着とはいえコパノジョージに先着を許す結果。予定していた3歳OP戦が不成立になったため、急遽兵庫CSへ出走したとはいえ、ファンのこの馬に対する評価は絶対的な1強だったので、この2走が2強を作ったといえそうです。
園田ジュニアカップの頃は、トーコーヴィーナスをチカラで捻じ伏せ、ヴィーナスを除けば2強ではなく、完全に1強ムードでした。それがこの2戦で梅雨空のように暗雲が覆い、多くのファンがこのレースの結果でインディウムを再評価する、それが1.5倍という数字だったように思います。
その結末は、まさにこの日の空の様に一点の曇りも無い青空。
ゴールのかなり前からガッツポーズが飛び出したにも関わらず7馬身差の圧勝劇。
完璧でした。
例年ならもっと際どい勝負に持ち込めていたと思われるコパノジョージ。
今年は相手が悪かったとしか言い様がありませんね。
けっこう長い間安定して良い調子を維持していましたし、夏を越えてさらに成長してインディウムとの再戦に期待したいですね。
今日のダービーの2週目3角で2頭が一気に上がっていったところなどは、本当に「おおぉー」と声がでましたね。「強い馬が強い姿を見せる」・・・競馬の醍醐味を味わわさせて頂きました。
これだから競馬ファンは辞められませんね。
インディウム関係者の皆さま、ダービー制覇おめでとうございました。
「梅雨の晴れ間は日本晴れ」を地でいくような青い空。
週初めの天気予報では、この日は雨予報やったんですが、ご覧のような素晴らしい青空が広がりました。
日差しは強いものの、日陰に入れば乾いた風が吹きぬけて快適な事この上なし。
ピーカンで写真向きのお日様ではなかったですが、3歳馬の祭典には最高の一日でした。
さて、晴れの舞台へ駒を進めた12頭の中でファンの支持を最もあつめたのは2歳チャンプにして菊水賞馬・インディウム。1.5倍で堂々の1人気です。
2人気には前走・兵庫CSでインディウムに一矢報いたコパノジョージ。
3.0倍ながら、3人気が12.7倍だったことを思えば、この2頭が如何に抜けた存在と思われていたか判ろうというもの。
以下、バニスター・オトコギ・マキシマムカイザーと続きますが、ムードは2強の一騎打ち。
ダービーの舞台で、そんな勝負を見ることができるなんて嬉しいですね。
パドックでは2頭とも好仕上りに見えました。
素人目にはコパノジョージがより目一の仕上げに映りましたが、インディウムも外目を歩みながら、さすがに目につく好馬体、このあたりにダービーらしさを垣間見た気がします。
レースでは、ゲートオープンから逃げると思われていたオトコギが出遅れ、バニスターとケルソンが前へ。グレイスマアナ・トウケイロイヤルと続き、その後ろにコパノジョージとインディウム。
向正面でインディウムが動き、2周目3角にかかる頃にはコパノジョージと並んで抜け出し「早くもマッチレースか」と見てる方も一気にテンションが上がります。
しかしながら4角にかかる頃には、手が動いていない木村健Jに対し、激しく手綱が動く田中学J。
直線に入ると手応えそのままに一瞬でインディウムが突き放し、余裕で栄光のゴールを駆け抜けダービー馬の称号を手にしました。
インディウム
父 パイロ
母 セブンバイセブン
母の父 フォーティナイナー
9戦8勝
主な勝鞍:兵庫ダービー・菊水賞・園田ジュニアC
田中範厩舎所属
ダービー前のインディウムは、菊水賞でコパノジョージに詰め寄られ、兵庫CSでは4着と5着とはいえコパノジョージに先着を許す結果。予定していた3歳OP戦が不成立になったため、急遽兵庫CSへ出走したとはいえ、ファンのこの馬に対する評価は絶対的な1強だったので、この2走が2強を作ったといえそうです。
園田ジュニアカップの頃は、トーコーヴィーナスをチカラで捻じ伏せ、ヴィーナスを除けば2強ではなく、完全に1強ムードでした。それがこの2戦で梅雨空のように暗雲が覆い、多くのファンがこのレースの結果でインディウムを再評価する、それが1.5倍という数字だったように思います。
その結末は、まさにこの日の空の様に一点の曇りも無い青空。
ゴールのかなり前からガッツポーズが飛び出したにも関わらず7馬身差の圧勝劇。
完璧でした。
例年ならもっと際どい勝負に持ち込めていたと思われるコパノジョージ。
今年は相手が悪かったとしか言い様がありませんね。
けっこう長い間安定して良い調子を維持していましたし、夏を越えてさらに成長してインディウムとの再戦に期待したいですね。
今日のダービーの2週目3角で2頭が一気に上がっていったところなどは、本当に「おおぉー」と声がでましたね。「強い馬が強い姿を見せる」・・・競馬の醍醐味を味わわさせて頂きました。
これだから競馬ファンは辞められませんね。
インディウム関係者の皆さま、ダービー制覇おめでとうございました。
2015-06-04 19:30
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0