第43回 園田ジュニアカップ [Race Photo]
「年越し蕎麦」食ったら更新のつもりが、「おせち」食ったらになりました・・・・・
大晦日の夜に時を戻してお読みいただければ幸いです。
今年も来年の3歳戦を彩るであろう若駒たちの競演でフィナーレです。
今回の注目は、なんといっても女王・トーコーヴィーナスと期待の新星・インディウムの初対戦。
園田ファン注目のカードが年末に実現しましたね。
年末といえば、有馬記念や東京大賞典のように「一年の総決算」的なチャンピオン決定戦に長く親しんできましたので、園田に通いだした頃は「ラストが2歳戦てのも馴染まんな」と思ったりしたんですが、慣れると新しい年の主役を決める先の希望がある感じで、これはこれでエエですね。
事実、このレースの勝ち馬からは活躍馬多数。
sonodayaが写真撮りだしてからの勝ち馬を紹介すると・・・
2009年優勝馬
フィオーレハーバー
父 ゴールドアリュール
母 ハーモナイザー
母の父 ナリタブライアン
2010年優勝馬
オオエライジン
父 キングヘイロー
母 フシミアイドル
母の父 リンドシェーバー
2011年優勝馬
ポアゾンブラック
父 マイネルラヴ
母 サンライトチーフ
母の父 チーフベアハート
2012年優勝馬
エーシンクリアー
父 エイシンサンディ
母 キャントンガール
母の父 StormBoot
2013年優勝馬
トーコーポセイドン
父 キングカメハメハ
母 クルサダアメリカーナ
母の父 Nedawi
さて、このメンバーに名を連ねるのは・・・・・
1人気はトーコーヴィーナスで1.6倍、続く2人気はインディウムで2.5倍、3人気がポッドライジング6.1倍でここまでが10倍を切り、以下エムアイアックス26.4倍、グレイスマアナ34.2倍、ポムショコラ59.9倍で、これ以外はすべて2万を越える単勝万馬券でした。
レースはトーコーヴィーナスがハナへ。
2番手に控えてグレイスマアナも、1周目ゴール前あたりからインディウムが替わって2番手へ。
2周目3角手前でインディウムが仕掛けて、ここから2頭のマッチレース状態!
両馬共、恐らく初めてと思われる全開モードに後続は離れる一方。
優勝は完全にどちらかに絞られて直線へ。
直線入り口で一瞬突き放ししたように見えたトーコーヴィーナスでしたが、すぐさま外からグイっと伸びたインディウムが並びかけ、そのままねじ伏せたのは牡馬の意地だったでしょうか。
川原さんとインディウムが栄冠を掴みました。
インディウム
父 パイロ
母 セブンバイセブン
母の父 フォーティナイナー
Indium(インジウム)とは「原子番号49の元素」だそうで、私にはサッパリです・・・
( ̄ω ̄;)
1周目ゴール前あたりでは口を割るところを見せていましたが、それでいてラスト伸びてトーコーヴィーナスを捉まえていますので、大した能力ですね。
5代血統表を見てみると、母の姉にレマーズガールが出ています。
エンプレス杯や関東オークスなど重賞9勝の砂の女傑なので、覚えておいでの方も多いことでしょう。
父パイロはダーレーに繋養されている種牡馬で、米G1勝ち馬ですが産駒はシゲルガガ(2013年の兵庫ジュニアグランプリ4着馬・現役)が5000万余りでパイロ産駒の収得賞金トップなので、この馬が代表産駒となるぐらい活躍してくれればと願います。
2着に敗れたトーコーヴィーナス。レース後木村Jのコメントは「完敗です。」だったそうです。
4角や直線入口では、この馬の方が手ごたえよく映ったのですが・・・・・ちなみに2003年以降、ジュニアカップでは牝馬が勝った事がないという事実にさっき気付きました。
遅いって・・・・・ヾ(--;)
今後、どの路線に行くのかも気になるヴィーナスです。
金盃のニーケに続き、ウィニングランで締めてくれた川原さん。
インディウムの鞍上は木村Jに戻るようですが、同じ田中範厩舎には先日大差でデビュー勝ちを決めたダイリンエンドもおり、ヴィーナスを含め3頭共に木村Jが主戦。
今後、各馬の路線次第でどの馬に誰が乗るのかという興味もありますし、来年の3歳戦線へ向けて益々楽しみな要素が増えましたね。(木村Jにとっては悩ましいでしょうが・・・)
いずれにしてもインディウム関係者の方々、おめでとうございました。
最後に・・・・・
最終レース終了後、騎手の皆さんから年末の御挨拶がありました。
昨年と同じく騎手のサイン色紙をプレゼントと言うことでしたので、最終撮影後に最後尾へいったらすでに締め切りで入れませんでした。
どうやら限定90枚だったようで・・・・・( ̄ω ̄;)
ま、サインは騎手の皆さんの御好意でこれまで何枚も頂いたので、空模様の心配もありそれなら帰路を急ごうと思ったのですが、偶然お一方抜けられたようで、その分最後の一人に滑り込むことができました。
パラパラ雨は降ってくるし、帰り道が気になる状況ではあったんですが、西の空を見るとかなり怪しい雲・・・・・西へ向って帰る私としては「もう間違いなく降られるやろな」と腹を括り、どうせ濡れるならということで残った次第です。
ところが・・・・・
西川騎手会長の挨拶も終わり、騎手の方々が順に色紙を手渡してファンの列が流れていくと、残る騎手はお二方、多分3枚ずつぐらい色紙持ってる雰囲気。
で、私の前にはまだ10人チョイいらっしゃって、「アレ、足りるのか?」と思ったら、二人が渡しきって数名残して「無くなりましたので終了」と・・・・・なんじゃそら=( ̄□ ̄;)⇒
サインはね、無しなら無しで仕方ないのよ。
怪しい空模様を振り切って待ったのがねえ・・・・・それに締め切るって事は人数、数えてましたよね?
それで無しでは並んだだけ損という事になり、こういったファンサービスのイベントでは絶対にやったらアカン事の当事者になりました。なんだかねえ・・・・・
そんな経緯があって、いつも御一緒させていただくお仲間のところへ戻って「これはないなー」とか話して、年末の御挨拶を交わし、出口に向って歩き出すと、前を歩いていた男女の2人連れで来られてた方が、話を聞いておられたのか、色紙を差し出して「これどうぞ」と・・・・・( ̄□ ̄;)
「ほんとうにいいんですか」とお聞きしたんですが、私たちは一枚ありますからと・・・・・(TへT)
折角のお申し出なのでお断りするのも憚られたので、ありがたくお受けさせていただきました。
今年最後の競馬場で、暖かい思いやりに触れさせて頂きました。
そりゃサイン色紙も嬉しいですが、お二方のお気持ちがそれ以上に沁みる大晦日になりました。
どちら様かは存じ上げませんが、本当にありがとうございました。
ちなみに・・・・・サイン色紙は下原さんでした。
本年も競馬場でお会いした皆さま、並びに当ブログをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
馬を通じて新しい出会いもあり、いい午年になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
大晦日の夜に時を戻してお読みいただければ幸いです。
今年も来年の3歳戦を彩るであろう若駒たちの競演でフィナーレです。
今回の注目は、なんといっても女王・トーコーヴィーナスと期待の新星・インディウムの初対戦。
園田ファン注目のカードが年末に実現しましたね。
年末といえば、有馬記念や東京大賞典のように「一年の総決算」的なチャンピオン決定戦に長く親しんできましたので、園田に通いだした頃は「ラストが2歳戦てのも馴染まんな」と思ったりしたんですが、慣れると新しい年の主役を決める先の希望がある感じで、これはこれでエエですね。
事実、このレースの勝ち馬からは活躍馬多数。
sonodayaが写真撮りだしてからの勝ち馬を紹介すると・・・
2009年優勝馬
フィオーレハーバー
父 ゴールドアリュール
母 ハーモナイザー
母の父 ナリタブライアン
2010年優勝馬
オオエライジン
父 キングヘイロー
母 フシミアイドル
母の父 リンドシェーバー
2011年優勝馬
ポアゾンブラック
父 マイネルラヴ
母 サンライトチーフ
母の父 チーフベアハート
2012年優勝馬
エーシンクリアー
父 エイシンサンディ
母 キャントンガール
母の父 StormBoot
2013年優勝馬
トーコーポセイドン
父 キングカメハメハ
母 クルサダアメリカーナ
母の父 Nedawi
さて、このメンバーに名を連ねるのは・・・・・
1人気はトーコーヴィーナスで1.6倍、続く2人気はインディウムで2.5倍、3人気がポッドライジング6.1倍でここまでが10倍を切り、以下エムアイアックス26.4倍、グレイスマアナ34.2倍、ポムショコラ59.9倍で、これ以外はすべて2万を越える単勝万馬券でした。
レースはトーコーヴィーナスがハナへ。
2番手に控えてグレイスマアナも、1周目ゴール前あたりからインディウムが替わって2番手へ。
2周目3角手前でインディウムが仕掛けて、ここから2頭のマッチレース状態!
両馬共、恐らく初めてと思われる全開モードに後続は離れる一方。
優勝は完全にどちらかに絞られて直線へ。
直線入り口で一瞬突き放ししたように見えたトーコーヴィーナスでしたが、すぐさま外からグイっと伸びたインディウムが並びかけ、そのままねじ伏せたのは牡馬の意地だったでしょうか。
川原さんとインディウムが栄冠を掴みました。
インディウム
父 パイロ
母 セブンバイセブン
母の父 フォーティナイナー
Indium(インジウム)とは「原子番号49の元素」だそうで、私にはサッパリです・・・
( ̄ω ̄;)
1周目ゴール前あたりでは口を割るところを見せていましたが、それでいてラスト伸びてトーコーヴィーナスを捉まえていますので、大した能力ですね。
5代血統表を見てみると、母の姉にレマーズガールが出ています。
エンプレス杯や関東オークスなど重賞9勝の砂の女傑なので、覚えておいでの方も多いことでしょう。
父パイロはダーレーに繋養されている種牡馬で、米G1勝ち馬ですが産駒はシゲルガガ(2013年の兵庫ジュニアグランプリ4着馬・現役)が5000万余りでパイロ産駒の収得賞金トップなので、この馬が代表産駒となるぐらい活躍してくれればと願います。
2着に敗れたトーコーヴィーナス。レース後木村Jのコメントは「完敗です。」だったそうです。
4角や直線入口では、この馬の方が手ごたえよく映ったのですが・・・・・ちなみに2003年以降、ジュニアカップでは牝馬が勝った事がないという事実にさっき気付きました。
遅いって・・・・・ヾ(--;)
今後、どの路線に行くのかも気になるヴィーナスです。
金盃のニーケに続き、ウィニングランで締めてくれた川原さん。
インディウムの鞍上は木村Jに戻るようですが、同じ田中範厩舎には先日大差でデビュー勝ちを決めたダイリンエンドもおり、ヴィーナスを含め3頭共に木村Jが主戦。
今後、各馬の路線次第でどの馬に誰が乗るのかという興味もありますし、来年の3歳戦線へ向けて益々楽しみな要素が増えましたね。(木村Jにとっては悩ましいでしょうが・・・)
いずれにしてもインディウム関係者の方々、おめでとうございました。
最後に・・・・・
最終レース終了後、騎手の皆さんから年末の御挨拶がありました。
昨年と同じく騎手のサイン色紙をプレゼントと言うことでしたので、最終撮影後に最後尾へいったらすでに締め切りで入れませんでした。
どうやら限定90枚だったようで・・・・・( ̄ω ̄;)
ま、サインは騎手の皆さんの御好意でこれまで何枚も頂いたので、空模様の心配もありそれなら帰路を急ごうと思ったのですが、偶然お一方抜けられたようで、その分最後の一人に滑り込むことができました。
パラパラ雨は降ってくるし、帰り道が気になる状況ではあったんですが、西の空を見るとかなり怪しい雲・・・・・西へ向って帰る私としては「もう間違いなく降られるやろな」と腹を括り、どうせ濡れるならということで残った次第です。
ところが・・・・・
西川騎手会長の挨拶も終わり、騎手の方々が順に色紙を手渡してファンの列が流れていくと、残る騎手はお二方、多分3枚ずつぐらい色紙持ってる雰囲気。
で、私の前にはまだ10人チョイいらっしゃって、「アレ、足りるのか?」と思ったら、二人が渡しきって数名残して「無くなりましたので終了」と・・・・・なんじゃそら=( ̄□ ̄;)⇒
サインはね、無しなら無しで仕方ないのよ。
怪しい空模様を振り切って待ったのがねえ・・・・・それに締め切るって事は人数、数えてましたよね?
それで無しでは並んだだけ損という事になり、こういったファンサービスのイベントでは絶対にやったらアカン事の当事者になりました。なんだかねえ・・・・・
そんな経緯があって、いつも御一緒させていただくお仲間のところへ戻って「これはないなー」とか話して、年末の御挨拶を交わし、出口に向って歩き出すと、前を歩いていた男女の2人連れで来られてた方が、話を聞いておられたのか、色紙を差し出して「これどうぞ」と・・・・・( ̄□ ̄;)
「ほんとうにいいんですか」とお聞きしたんですが、私たちは一枚ありますからと・・・・・(TへT)
折角のお申し出なのでお断りするのも憚られたので、ありがたくお受けさせていただきました。
今年最後の競馬場で、暖かい思いやりに触れさせて頂きました。
そりゃサイン色紙も嬉しいですが、お二方のお気持ちがそれ以上に沁みる大晦日になりました。
どちら様かは存じ上げませんが、本当にありがとうございました。
ちなみに・・・・・サイン色紙は下原さんでした。
本年も競馬場でお会いした皆さま、並びに当ブログをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
馬を通じて新しい出会いもあり、いい午年になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
画像の無断での転載及び使用は禁止させていただいております。
2015-01-01 21:17
nice!(1)
コメント(2)
言いにくいでしょうから代わりに園田メールに文句言っときました!(*`へ´*)
by ヤマネコ (2015-01-01 22:45)
> ヤマネコさま
あけましておめでとうございます。
あらー、それはお気を使わせてしまったようで申し訳ありません。
お気持ちだけでも嬉しいです、ありがとうございます。
ファンサービスの部分では「もっとこうすればいいのに」って思うことがチョロチョロあるんですが、今回は気になったのでついつい書いちゃいました。
(; ̄ー ̄A
中の人もがんばってるだろうから・・・と思うようにしていますが、今回は少々お粗末な対応だったように思いますねえ。
なんか正月から不愉快な思いさせてすみません。
ありがとうございます。
そんなこんなでスタートした2015年ですが、本年もよろしくお願いいたします。
by sonodaya (2015-01-02 12:07)