おめでとうガビー。 [Race Photo]
4年前の園田チャレンジカップが瞼の裏に浮かぶような・・・・・
今年の変則3冠牝馬・ユメノアトサキや、無冠の21勝馬・タガノブリガデイロ、2走前にブリちゃんを破り、リーディングを突っ走る川原さんを背に挑むバトルアステア、個人的にどうしても重賞を取らせてやりたいと思うキューティガビーなどなど・・・・・
いいメンバーが揃いましたよね。
sonodaya的には、7歳勢の両馬(ブリ・ガビ)に期待、てかタイトルを取らせてやりたい両馬なのです。
21勝しても、タイトルのないブリちゃん。
去年、ナイター工事がなくてチャレンジカップが園田だったなら、あるいはブリちゃんが戴冠していても不思議じゃなかったと思うんですが、運命のいたずらか昨年は姫路チャレンジカップ。
輸送が苦手なブリちゃんには厳しいレースとなり、3着に終わりました。
今回は主戦・木村騎手が落馬事故で今週騎乗していないので、テン乗りの吉村騎手が鞍上。
次代を期待される吉村騎手がどうこうではなく、初重賞が掛かるこの場面で乗りなれた木村騎手が乗れないのは、やっぱ痛い気がします。
キューティガビーが1230で見せる鬼脚は重賞級。
ところが2つある古牝馬重賞は、兵庫サマークイーン賞も兵庫クイーンカップも1700m・・・・・
牡馬相手になるのを覚悟で混走へ出るにしても、唯一の1230m重賞であった園田フレンドリーカップはスーパースプリントシリーズに組み込まれ820m戦に様変わり。
この2頭が重賞未勝利という事実をみると「こんなレース体系でエエのんか?」と素人ながら疑問が湧くのであります。
という訳で応援馬券は、とーぜんこの2頭です。
最終的に1人気はユメノアトサキ。
2人気にバトルアステア、3人気にタガノブリガデイロ、4人気にキューティガビーでした。
また、笠松勢はタッチデュールが9人気、ハイパフォーマンスが12人気でした。
レースは1人気を背負ってユメノアトサキがハナへ。
アンジェリークダダ、オメガキングコングがすかさず追走、プレストンシャトー・バトルアステア・イイデケンシンなどが続き、中段からタガノブリガデイロという隊列。
キューティガビーはその後ろでマイペース。
ちなみに写真のキューティガビーの内々、アンファンユニークに騎乗する鴨宮君はこのレースが重賞初騎乗だそうです。
結果(9着)はともかく、本人にとっては特別なレースになったことでしょう。
レースは向正面に入って、タガノブリガデイロが仕掛けて前へ取り付いていくと、一呼吸置いて一気に外めを駆け上がっていったのがキューティガビー。
前のユメノアトサキ・バトルアステアもスピードを上げ、3頭が鍔迫り合いを繰り広げたまま直線へ。
直線に入って、グイっと伸びたキューティガビーがバトルアステア・ユメノアトサキの2着争いを尻目に2馬身半の差をつけて悠々ゴール。
終わってみればガビちゃん完勝でした。
キューティガビー
父 ジェニュイン
母 マイディアガビー
母の父 ヘクタープロテクター
44戦 16-4-5-19
野田学厩舎所属 / 松浦政宏騎手
3着にに終わったユメノアトサキ。
しかしながら、古馬初挑戦で53kg。(タガノブリガデイロが56kgなのでセックスアローワンスを考えると実質1kgしか違わないんですよね)
オメガキングコングとアンジェリークダダに終始絡まれていた事を思うと、良く走った方じゃないかという気がしてます。
あの華奢な体で・・・といつも思うんですが、この3着は今後古馬OPでやれることを証明した3着ではなかったかと思います。
「この馬ならやってくれると思い乗りました」とインタビューで応えていた松浦政騎手。
「1230ほど切れてない感じも、時計を見れば納得」とも仰ってましたね。
なにはともあれ、本当におめでとうございました。
お気に入りの馬が勝つのは、何にもまして嬉しいことです。
さて、みなさん覚えておいででしょうか?
4年前・・・2009年の9月2日、第6回園田チャレンジカップの事。
この時、先頭でゴールに飛び込んだのも野田学厩舎の牝馬でした。
北野騎手を背に、中段から鮮やかに突き抜けた牝馬の名はホールドマイラヴ。
7Fの女王・・・いろいろと思い出深い初重賞でした。
sonodayaの園田デビューと同時期に、8連勝でオープンまで駆け上がる鮮烈なパフォーマンスを見せたホールドマイラヴ。
ホールド姉さんなどと呼んでおりましたが、駆出し園田ファンだった頃のsonodayaにとっては、アルドラゴンと並ぶご贔屓馬でもありました。
1400が得意なホールド姉さんと1230が得意なガビちゃんではありますが、連勝で出世街道を驀進してみたり、どちらも野田学厩舎の決め手自慢の娘たちやったり、共にBMSがヘクタープロテクターであったりと、なんとなくイメージがダブる両馬です。
そんな事を思いながらの写真セレクト作業は、競馬ファンにとって至福の時間でしょうか。
4年前の園田CCの写真、ホールド姉さんが連覇を決めた3年前の園田CCの写真なども見直したり、古いブログ記事を読み返してみたりと、何時にも増して味わい深い時間でありました。
結局、ホールド姉さんがその末脚で天まで駆け抜けてしまったのは、皆さん御存知のとおり。
そんな姉さんが、今日は夏空の向こうからキューティガビーにチカラを貸してくれたのかもしれません。
ガビーも一生懸命がんばりました。
そんなガビーをどこかで見守ってくれているような・・・・・。
そんな事を思う夏の終わりでありました。
今年の変則3冠牝馬・ユメノアトサキや、無冠の21勝馬・タガノブリガデイロ、2走前にブリちゃんを破り、リーディングを突っ走る川原さんを背に挑むバトルアステア、個人的にどうしても重賞を取らせてやりたいと思うキューティガビーなどなど・・・・・
いいメンバーが揃いましたよね。
sonodaya的には、7歳勢の両馬(ブリ・ガビ)に期待、てかタイトルを取らせてやりたい両馬なのです。
21勝しても、タイトルのないブリちゃん。
去年、ナイター工事がなくてチャレンジカップが園田だったなら、あるいはブリちゃんが戴冠していても不思議じゃなかったと思うんですが、運命のいたずらか昨年は姫路チャレンジカップ。
輸送が苦手なブリちゃんには厳しいレースとなり、3着に終わりました。
今回は主戦・木村騎手が落馬事故で今週騎乗していないので、テン乗りの吉村騎手が鞍上。
次代を期待される吉村騎手がどうこうではなく、初重賞が掛かるこの場面で乗りなれた木村騎手が乗れないのは、やっぱ痛い気がします。
キューティガビーが1230で見せる鬼脚は重賞級。
ところが2つある古牝馬重賞は、兵庫サマークイーン賞も兵庫クイーンカップも1700m・・・・・
牡馬相手になるのを覚悟で混走へ出るにしても、唯一の1230m重賞であった園田フレンドリーカップはスーパースプリントシリーズに組み込まれ820m戦に様変わり。
この2頭が重賞未勝利という事実をみると「こんなレース体系でエエのんか?」と素人ながら疑問が湧くのであります。
という訳で応援馬券は、とーぜんこの2頭です。
最終的に1人気はユメノアトサキ。
2人気にバトルアステア、3人気にタガノブリガデイロ、4人気にキューティガビーでした。
また、笠松勢はタッチデュールが9人気、ハイパフォーマンスが12人気でした。
レースは1人気を背負ってユメノアトサキがハナへ。
アンジェリークダダ、オメガキングコングがすかさず追走、プレストンシャトー・バトルアステア・イイデケンシンなどが続き、中段からタガノブリガデイロという隊列。
キューティガビーはその後ろでマイペース。
ちなみに写真のキューティガビーの内々、アンファンユニークに騎乗する鴨宮君はこのレースが重賞初騎乗だそうです。
結果(9着)はともかく、本人にとっては特別なレースになったことでしょう。
レースは向正面に入って、タガノブリガデイロが仕掛けて前へ取り付いていくと、一呼吸置いて一気に外めを駆け上がっていったのがキューティガビー。
前のユメノアトサキ・バトルアステアもスピードを上げ、3頭が鍔迫り合いを繰り広げたまま直線へ。
直線に入って、グイっと伸びたキューティガビーがバトルアステア・ユメノアトサキの2着争いを尻目に2馬身半の差をつけて悠々ゴール。
終わってみればガビちゃん完勝でした。
キューティガビー
父 ジェニュイン
母 マイディアガビー
母の父 ヘクタープロテクター
44戦 16-4-5-19
野田学厩舎所属 / 松浦政宏騎手
3着にに終わったユメノアトサキ。
しかしながら、古馬初挑戦で53kg。(タガノブリガデイロが56kgなのでセックスアローワンスを考えると実質1kgしか違わないんですよね)
オメガキングコングとアンジェリークダダに終始絡まれていた事を思うと、良く走った方じゃないかという気がしてます。
あの華奢な体で・・・といつも思うんですが、この3着は今後古馬OPでやれることを証明した3着ではなかったかと思います。
「この馬ならやってくれると思い乗りました」とインタビューで応えていた松浦政騎手。
「1230ほど切れてない感じも、時計を見れば納得」とも仰ってましたね。
なにはともあれ、本当におめでとうございました。
お気に入りの馬が勝つのは、何にもまして嬉しいことです。
さて、みなさん覚えておいででしょうか?
4年前・・・2009年の9月2日、第6回園田チャレンジカップの事。
この時、先頭でゴールに飛び込んだのも野田学厩舎の牝馬でした。
北野騎手を背に、中段から鮮やかに突き抜けた牝馬の名はホールドマイラヴ。
7Fの女王・・・いろいろと思い出深い初重賞でした。
sonodayaの園田デビューと同時期に、8連勝でオープンまで駆け上がる鮮烈なパフォーマンスを見せたホールドマイラヴ。
ホールド姉さんなどと呼んでおりましたが、駆出し園田ファンだった頃のsonodayaにとっては、アルドラゴンと並ぶご贔屓馬でもありました。
1400が得意なホールド姉さんと1230が得意なガビちゃんではありますが、連勝で出世街道を驀進してみたり、どちらも野田学厩舎の決め手自慢の娘たちやったり、共にBMSがヘクタープロテクターであったりと、なんとなくイメージがダブる両馬です。
そんな事を思いながらの写真セレクト作業は、競馬ファンにとって至福の時間でしょうか。
4年前の園田CCの写真、ホールド姉さんが連覇を決めた3年前の園田CCの写真なども見直したり、古いブログ記事を読み返してみたりと、何時にも増して味わい深い時間でありました。
結局、ホールド姉さんがその末脚で天まで駆け抜けてしまったのは、皆さん御存知のとおり。
そんな姉さんが、今日は夏空の向こうからキューティガビーにチカラを貸してくれたのかもしれません。
ガビーも一生懸命がんばりました。
そんなガビーをどこかで見守ってくれているような・・・・・。
そんな事を思う夏の終わりでありました。
2013-08-29 07:00
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コメント(2)
泣けます・・・・・・T-T
ホールド姉さん、きっと後押ししてくれてましたよね。
ガビーちゃんは、私にとってもご贔屓さんです。
グッドルッキングホースの血統でもありまずはそこから興味を持った同馬ですが、脚質や戦績、どんどん惹かれていきました。
そんなガビーちゃんも7歳ですか。
早いものですね。
いつも惜しいレースが続いて、善戦ガールで終わるのかと思った時期もありましたが、今回先生と松政さんがこのレースを選んでくださって本当によかったと思います。
あのメンバーの中にあっての完勝は価値がありますね。
距離に注文のつく子ですが、前回1700で良いレースをしていたので、今回はやってくれると思っていました。
それに、夏は牝馬ですしね♪
写真を撮る者として、好きな馬が最高の瞬間を迎える時に立ち会える幸せを噛み締められることは何にも代えることができません。
sonodayaさんとガビーの夢が叶って、本当によかったです。
心からおめでとうです。
by COBRIDER (2013-08-30 16:58)
> COBRIDERさま
いつもありがとうございます。
久々に沁みる喜びを感じるレースでした。
こんな感覚は、金盃のホクセツサンデー以来でしょうか。
生え抜きではありませんが、中央では障害まで走った馬が園田で再び立ち上がった訳ですから、愛着は生え抜き並みですね。
心から「おめでとう」を贈りたいですね。
by sonodaya (2013-08-31 18:15)