真夏の遊園地 season.2

大人の遠足は、いよいよ後半へ。　(￣ー￣)

（その瞳に写るのは・・・・・）

食堂街を抜けると正面はスタンド、右手は馬場、左手奥はパドックであります。
まずはオーソドックスにスタンドから・・・

実際にはどうかわからんですが、幅はともかく、高さ的には園田のスタンドより高いんちゃうかと思わせるスタンド。

天辺に巨大な庇が張り出しております。
なんだか先端に鳩でも留まろうもんならバランス崩して落下してきそうな雰囲気。
その老朽化した建物とのバランスは、威圧感満載です。

そう、この不安感はまさに「フライングカーペット」。
（またそんなムリなフリして・・・・・）


これぞ大人の遊園地に相応しい建築物なのであります。　(￣ー￣；




さて幼少の頃より、遊園地と言えば今は無き「宝塚ファミリーランド」という環境で育ったsonodaya。
そのせいか、私の中で遊園地には動物園が不可欠なのであります。

で、スタンド裏手に回ると・・・・・

おおっ、動物園が！
（ま、放し飼いの馬しかいませんが・・・・・）

この組み合わせこそがsonodayaにとっての遊園地なのであります。

うーん、幼少時にタイムスリップしたかのようなアメージングワールド。
恐るべし姫路競馬場・・・・・(￣へ￣|||) ｳｰﾑ


全国的に猛暑が続く今夏。

この日の姫路も例外ではなく、これでもかというぐらい容赦ない太陽光線が肌に突き刺さります。

いやいや、ほんまに暑かった・・・・・

帰ってみたら露出していた肌は日に焼けて、見事な完熟トマト状態。

「ひとっ風呂浴びて、汗流してサッパリ」という至高の時間が、お湯の熱さが火照る肌に痛い、辛い時間となったのでした。





さてさて、今回の大人の遠足で見たかったのはコレ・・・・・

手書きの出馬表。

折りしも「クリック地方競馬」で姫路のこの出馬表の映像を見たところだったので、ナマで見る機会に恵まれて感激であります。

濡れたチョークで書いて、乾くと白い文字になるという仕組みだそうで、特徴的な書体と共にとても味わい深い一角です。

ある意味「Himeji-Gothic」とか、フォントになってもおかしくない完成度やと思いました。

いいねぇ、絵になるねぇ・・・・・。




手書きの出馬表で癒された後はメインステージに参りましょう。



園田より長い1周1200mのダートコースは、園田と違って完全にオーバルな形状でコーナーがキツイ印象。
その分、なにげに向正面が近く感じます。

園田のように、向正面のさらに向こう側に目立つ施設がなく、地球と宇宙を分かつかのような山の稜線が開放感抜群であります。

姫路競馬場で「宇宙の渚」を感じることができるとは思いもよりませんでした。


それにしても馬場側がファンエリアより一段低く、いわゆる見下げる形になるのは観戦するには見やすそうやけど、写真的には見上げの方が迫力が出て好みなsonodayaとすれば、「ちょっとなー」って印象。

競馬場のアチコチがレトロでフォオトジェニックな事を思えば、ちょっと痛し痒しかなぁ。

まぁ、見上げとか見下げとか以前に、アンタの腕に問題はないのー？と聞かれたら、返す言葉も無い私なので、このへんにしておきますです。


ラストの一枚は、1階スタンド内部を。

数台のモニターを前に設置されていたベンチであります。


なんというか、ここいらあたりにJRAのチカラを見る思いですね。
クロス貼りのこんなベンチ、園田では見たことないっすから。

JRAってやっぱりお金持ちなのね・・・・・。




さて、これで大人の遠足「姫路遊園地探訪」はおしまいです。
案ずるより産むが易しとはこのことで、行ってみればそんなに遠ないやん・・・て印象。

キレイ・キタナイで言えば間違いなくキレイと言われることはない競馬場で、いわゆる阪神競馬場なんかの対極にある競馬場ですが、その代わり今のスタンドができて阪神が無くしたものが、まだまだ残っている競馬場です。

園田とはまた異なる「昭和レトロ」の匂いが、なんとも嬉しい姫路競馬場でした。



さあ、みなさんもこの夏、ぜひ「大人の遠足」へ。　（￣ー￣)ﾉ~~ｲｯﾃﾗｯｼｬｰｲ

コメント 2

スタンドも、パドックも、変わりないですね！
大好きな姫路競馬場、再訪したい思いがますます強くなっています。

１階スタンド内部のお写真は、記憶にない景色です。
恐らくJRA場外馬券場としての設備なのでしょうね。

そして、手書きのボード！！！！！！
この文字も本当に昔っから変わらないですね、奇跡の字体ですね。
「Himeji-Gothic」には、うんうん！と頷いてしまいました。
（次のレースの出馬表に裏返しされる瞬間とか、ご覧になりました？）
本当、イイですね、絵になりますね＾＾

オトナの遊園地、楽しまれたご様子で何よりです。
少し遠いけれど、何度でも行きたくなる競馬場です、また是非機会を作って姫路散策されてみてくださいね。
白鷺城も早くベールを脱いでくれると良いですね！
by COBRIDER (2012-08-06 12:17) 

あーっ、「裏返しされる瞬間」・・・・・そう言われれば、見てきませんでした。
今回の遠足中最大の不覚・・・・・次回必ず見てきます。

ご教授ありがとうございましたー。（＾＾）/


by sonodaya (2012-08-06 13:42)