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一枚の馬券 No.5 [一枚の馬券]

1991年4月14日・・・・・


先週の函館競馬の昼休みにパドックへ登場したそうですね。
「函館、行きたかったなぁ・・・・・」と呟いておきましょう。

久しぶりに、この馬の話題に触れたので、思い出したように「一枚の馬券」をば。

先週、函館へ登場した時に、この馬と再会されたのは岡部さんでしたが、sonodayaの中でこの馬の主戦騎手は、どこまでも安田隆行騎手なのであります。
現役時代の岡部さんもお気に入りやったんですけど、ここだけはヤッパリ、やっさんでないと。
当時をナマで知るファン(もう相当おじさん・おばさんか?失礼!)なら、この感覚をご理解いただけますよね?(笑)


910414_Jpn2000G_TokaiTeio.jpg

もうみなさん、お分かりのことと思います。
馬券は少々痛んできていますが、1991年の牡馬クラシック初戦・皐月賞。
重賞勝ちは無くとも堂々4戦4勝、父である皇帝・ルドルフと同じく無敗で春のクラシック初戦に挑むトウカイテイオーの単勝馬券であります。
もう20年もたったんですね。

今では死語ですが、この時テイオーは当然のごとく単枠指定。
一番最初に引いて、8枠18番の大外でした。
当時安田騎手が大外についてどうコメントされていたのかは、もはや記憶の彼方ですが、「トウカイ」の勝負服と8枠のピンク帽がトータルコーディネートしたように見事にマッチしていたのを思い出しますね。
「トウカイ」の馬は8枠が似合うと思うようになったのは、このレースからやったでしょうか。

ここまで無敗のテイオー、人気の方は4戦中3回は1人気だったのですが、2戦目のシクラメンSだけ3人気でした。
この時の1人気はイイデサターン、2人気はダンディアンバーでして、今見ると、そのメンバー相手にテイオーが負ける要素なんて、ある訳無いんですけど、競馬ってのは判らんもんですねぇ。
真剣になんで3人気やったんやろかと思ってしまいます。


さて、大外18番枠から出たテイオーの皐月賞。
レースの方はアフターミーが逃げて、レガシーオブゼルダが2番手、3番手にカネハボマイ、その後ろに増沢さんのビッグファイトで、それら先行馬群を見る5~6番手からの競馬。

2人気で西の3歳チャンプ(当時)・イブキマイカグラは、ほぼ最後方・15番手から。
(ちなみに東の3歳チャンプは〇外のリンドシェーバー。)
3人気、若武者(当時)・豊のシンホリスキーはテイオーのすぐ前で同じような位置から。

レースは流れて直線向いて外から抜け出すテイオーを追ってきたのは、なんと16人気で直線に賭けていたシャコーグレイド。
これがなんと父・ミスターシービーで、3冠馬の息子達でクラシックを争うシーンが、ルドルフ2年目の世代で早くも実現するとは、なんとも最高の演出となりました。
しかもルドルフの息子は先行抜出で、シービーの息子は直線一気とは、これ以上ない役者の設定。
ルドルフの息子が、シービーの息子に抜かせないあたりまで小憎らしい結末でした。
(ちなみにシービーとルドルフなら、シービーがご贔屓のsonodayaです。)

シャコーグレイドの鞍上は、こちらも若き日の蛯正。
当時は地味な存在やったように思いますが、その後の活躍はみなさんがご存知のとおりです。
若い頃から片鱗をみせておられたんですね。

主だったところの着順を書いておくと・・・

3着は仕事人・田島良保騎乗のイイデセゾン。
4着は2人気・イブキマイカグラ。
5着は紅一点、的場均騎乗のダンスダンスダンス。

馬名が面白くて、馬主さんの名前をみると納得してしまうアサキチが7着。
河内洋さん騎乗、イイデ軍団3頭出しの一角・イイデサターンは10着。
(ちなみに残る一頭イイデシビアは6着)
豊の3人気・シンホリスキーは15着。
タイガーファングの母の兄・レガシーオブゼルダは岡部さん騎乗で16着でした。
(タイガーファングて・・・・・そこかい。)

このレース、先頭集団にいたアフターミー・レガシーオブゼルダ・カネハボマイ・シンホリスキー・ビッグファイトの5頭は見事にケツ5の14~18着。
逆にテイオーに続いた上位陣は、シャコーグレイドが16番手から、イイデセゾンは14番手から、以下イブキマイカグラ15番手、ダンスダンスダンス12番手、イイデシビア18番手と見事に差し・追込勢のオンパレード。
このレース展開で道中5番手から抜けたテイオーの強さだけが際立つレースでした。
ある意味、テイオーが生涯で最も強い競馬をしたのが、この皐月賞だったかもしれませんね。


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トウカイテイオー
 父 シンボリルドルフ
 母 トウカイナチュラル
 母の父 ナイスダンサー

通算12戦 9-0-0-3
主な勝ち鞍 : 皐月賞(G1)・東京優駿(G1)・ジャパンカップ(G1)・有馬記念(G1)

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この時のテイオーの単勝は210円。
最初から記念馬券のつもりで買っていましたが、テイオー記念馬券の中でも、特に記念すべき「始まりの記念馬券」となった一枚です。

そういう訳で、もうお分かりでしょうが、ダラダラとしばらくテイオー馬券が続きます。
ご興味ある方は、お付き合いくださいませ。

ただ、次はいつか書くのか、書いてる本人もわからんのやけど・・・・・。 ( ̄△ ̄;)



たった一枚でも、馬券の思い出は尽きず。

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