一枚の馬券 No.3 [一枚の馬券]
1991年10月27日・・・・・
つい先日、馬券ネタやったとこなんですが、メジロ牧場解散のニュースや天皇賞(春)とJRAG1プロモーションCM等々メジロネタが多いのでそれに合わせて先に書くことにしました。
さて、皐月賞はオルフェーヴルが快勝しました。
みなさんご存知のとおりドリームジャーニーの全弟です。
2代母のエレクトロアートはシャダイカグラの勝った桜花賞で11着だった馬。
勝ち鞍は900万下までで4勝でしたが、G1に出走していると名前は頭に残ってるもんですね。
そこにメジロマックイーンが配合されて生まれたのがドリームジャーニー・オルフェーヴルの母オリエンタルアート。
マックイーンは種牡馬としては後継に恵まれず、余談ながらトウカイテイオーも同様で、もはや父系としてパーソロンの血が途絶えるのは覚悟しなければいけない状況になりつつあります。
マックやテイオーだけでなくサクラスターオーもパーソロンの孫やし、「関西の秘密兵器」ロングシンホニー(知らんよね・・・)なんかもパーソロンの直仔やったりしたんやけど・・・・・残念。
パーソロンと言わず、そもそも三大始祖のバイアリータークの父系命脈が、もはや風前の灯だけに・・・
しかしながら、こうやってBMSとしてであっても血統表に名前がでる事は嬉しいことです。
そんな訳で今回は、JRA天皇賞(春)G1プロモーションCM主演・メジロマックイーンの馬券です。
天皇賞は天皇賞でも「秋」ってとこが、少々ピントハズレなんですが、逆にマックの「秋」といえば・・・。
まぁ、言うなれば「幻の単勝」と言いましょうか、「未完の単勝」と言いましょうか・・・・・ようするに、これはハズレ馬券。
想定外の事態でレアな馬券になってしまいました。
史上初のG1競走1着馬の降着、「世紀の降着劇」の単勝です。
なんせ20年前の話なので確実に覚えてるのは、この天皇賞の前日に京都へ行ったこと。
メインがスワンステークスで、ご贔屓馬ダイイチルビーがケイエスミラクルに敗れたこと。
んで、スッカラカンに負けたこと。(それはいつもか・・・・・)
あ、書いてたら思い出してきたかも・・・・・。
ほんでほんで、天皇賞買うお金が2000円しか残ってなくて、マックの単1000円とダメ元で馬連(今の馬複ね)10-14(つまりプレクラスニーとカリブソング)を1000円買ったんや。
(この馬券はハナから記念用に買った100円ですが・・・・・1000円の方どこいったかな?)
翌日のレースの結果はみなさんご存知の通り、好発から先行策にでて不利と言われる府中2000mの外枠をアッサリ克服して6馬身差の圧勝・・・・・と思いきや、2コーナーでのインターフェアを取られマックは18着降着。
これにより若武者(当時・・・)江田照男騎乗で毎日王冠勝ちのプレクラスニーが繰り上がり優勝。
前走・毎日王冠4着のカリブソングが2着となりました。
この時のマックの降着劇が府中2000mコースの改修や、パトロールの公開などなどへ繋がっていくんですが、そういう意味ではマックの残した大きな遺産と言えるかもしれませんね。
sonodaya的には、開き直った末の馬券とはいえマックの単とプレクラ・カリブの馬連1点とは神憑り。
競馬やってると人生で1回ぐらいこんなことってあるんですね。
この時の馬連10-14は47.0倍。
1点1000円投入なので4万7000円の配当を手にしたわけですが、なんのことない前日の負けを返してもらったみたいなもんでした。
他の主だった馬の成績を書いておくと・・・
まずは掲示板、3着には南井・カミノクレッセ、4着には的場さん騎乗のノーザンテースト牝馬リストレーション、5着に渡辺栄/角田コンビのヌエボトウショウでした。
ホワイトストーンが田面木さん騎乗で7着。
府中2000mで切れ味を期待されたムービースターは善臣で9着。
ミッキーはミスターシクレノンで11着。
13着にはあら懐かしや、トウショウボーイ産駒のモガミチャンピオン。(カブトヤマ記念や~笑)
芝のレースやのに、なぜかトウジン様も出走していて、これが14着。
いやいや、なんとも個性派ぞろいの天皇賞でした。
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メジロマックイーン
父 メジロティターン
母 メジロオーロラ
母の父 リマンド
通算21戦 12-6-1-2
主な勝ち鞍 : 天皇賞-春-(G1)2回・宝塚記念(G1)・菊花賞(G1)
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マックイーンの着外2回は、このレースとこの次のレースのジャパンカップでゴールデンフェザントの4着に敗れたときの2回。
実際には天皇賞では1位入線してるわけで、降着を除けばほとんど3着以内という、とてつもない馬でした。
この翌年マックは現役続行してまして、6歳だけにラストシーズンかもしれんと言うことで関西で最後の出走になりそうやからと京都大賞典にマックを見に行きました。
この時マックは2400mを2分22秒7の驚愕の時計で優勝。
「これはバケモンやな」「来年の春天もいけるで」などと噂していたら、故障でこのレースが引退レースになってしまいました。
やはりマックも繊細なサラブレッドやったんですね。
しかし、降着の単勝馬券やなくて、引退レースの単勝馬券残しとこーよ、sonodayaさん。
それがないとこがまた・・・・・orz
たった一枚でも、馬券の思い出は尽きず。
つい先日、馬券ネタやったとこなんですが、メジロ牧場解散のニュースや天皇賞(春)とJRAG1プロモーションCM等々メジロネタが多いのでそれに合わせて先に書くことにしました。
さて、皐月賞はオルフェーヴルが快勝しました。
みなさんご存知のとおりドリームジャーニーの全弟です。
2代母のエレクトロアートはシャダイカグラの勝った桜花賞で11着だった馬。
勝ち鞍は900万下までで4勝でしたが、G1に出走していると名前は頭に残ってるもんですね。
そこにメジロマックイーンが配合されて生まれたのがドリームジャーニー・オルフェーヴルの母オリエンタルアート。
マックイーンは種牡馬としては後継に恵まれず、余談ながらトウカイテイオーも同様で、もはや父系としてパーソロンの血が途絶えるのは覚悟しなければいけない状況になりつつあります。
マックやテイオーだけでなくサクラスターオーもパーソロンの孫やし、「関西の秘密兵器」ロングシンホニー(知らんよね・・・)なんかもパーソロンの直仔やったりしたんやけど・・・・・残念。
パーソロンと言わず、そもそも三大始祖のバイアリータークの父系命脈が、もはや風前の灯だけに・・・
しかしながら、こうやってBMSとしてであっても血統表に名前がでる事は嬉しいことです。
そんな訳で今回は、JRA天皇賞(春)G1プロモーションCM主演・メジロマックイーンの馬券です。
天皇賞は天皇賞でも「秋」ってとこが、少々ピントハズレなんですが、逆にマックの「秋」といえば・・・。
まぁ、言うなれば「幻の単勝」と言いましょうか、「未完の単勝」と言いましょうか・・・・・ようするに、これはハズレ馬券。
想定外の事態でレアな馬券になってしまいました。
史上初のG1競走1着馬の降着、「世紀の降着劇」の単勝です。
なんせ20年前の話なので確実に覚えてるのは、この天皇賞の前日に京都へ行ったこと。
メインがスワンステークスで、ご贔屓馬ダイイチルビーがケイエスミラクルに敗れたこと。
んで、スッカラカンに負けたこと。(それはいつもか・・・・・)
あ、書いてたら思い出してきたかも・・・・・。
ほんでほんで、天皇賞買うお金が2000円しか残ってなくて、マックの単1000円とダメ元で馬連(今の馬複ね)10-14(つまりプレクラスニーとカリブソング)を1000円買ったんや。
(この馬券はハナから記念用に買った100円ですが・・・・・1000円の方どこいったかな?)
翌日のレースの結果はみなさんご存知の通り、好発から先行策にでて不利と言われる府中2000mの外枠をアッサリ克服して6馬身差の圧勝・・・・・と思いきや、2コーナーでのインターフェアを取られマックは18着降着。
これにより若武者(当時・・・)江田照男騎乗で毎日王冠勝ちのプレクラスニーが繰り上がり優勝。
前走・毎日王冠4着のカリブソングが2着となりました。
この時のマックの降着劇が府中2000mコースの改修や、パトロールの公開などなどへ繋がっていくんですが、そういう意味ではマックの残した大きな遺産と言えるかもしれませんね。
sonodaya的には、開き直った末の馬券とはいえマックの単とプレクラ・カリブの馬連1点とは神憑り。
競馬やってると人生で1回ぐらいこんなことってあるんですね。
この時の馬連10-14は47.0倍。
1点1000円投入なので4万7000円の配当を手にしたわけですが、なんのことない前日の負けを返してもらったみたいなもんでした。
他の主だった馬の成績を書いておくと・・・
まずは掲示板、3着には南井・カミノクレッセ、4着には的場さん騎乗のノーザンテースト牝馬リストレーション、5着に渡辺栄/角田コンビのヌエボトウショウでした。
ホワイトストーンが田面木さん騎乗で7着。
府中2000mで切れ味を期待されたムービースターは善臣で9着。
ミッキーはミスターシクレノンで11着。
13着にはあら懐かしや、トウショウボーイ産駒のモガミチャンピオン。(カブトヤマ記念や~笑)
芝のレースやのに、なぜかトウジン様も出走していて、これが14着。
いやいや、なんとも個性派ぞろいの天皇賞でした。
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メジロマックイーン
父 メジロティターン
母 メジロオーロラ
母の父 リマンド
通算21戦 12-6-1-2
主な勝ち鞍 : 天皇賞-春-(G1)2回・宝塚記念(G1)・菊花賞(G1)
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マックイーンの着外2回は、このレースとこの次のレースのジャパンカップでゴールデンフェザントの4着に敗れたときの2回。
実際には天皇賞では1位入線してるわけで、降着を除けばほとんど3着以内という、とてつもない馬でした。
この翌年マックは現役続行してまして、6歳だけにラストシーズンかもしれんと言うことで関西で最後の出走になりそうやからと京都大賞典にマックを見に行きました。
この時マックは2400mを2分22秒7の驚愕の時計で優勝。
「これはバケモンやな」「来年の春天もいけるで」などと噂していたら、故障でこのレースが引退レースになってしまいました。
やはりマックも繊細なサラブレッドやったんですね。
しかし、降着の単勝馬券やなくて、引退レースの単勝馬券残しとこーよ、sonodayaさん。
それがないとこがまた・・・・・orz
たった一枚でも、馬券の思い出は尽きず。
2011-05-01 08:00
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