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第25回 ゴールデンジョッキーカップ [Race Photo]

今頃なのでコッソリ更新・・・


今年は暑かったです・・・(今となっては忘れかけていますが)

さて園田恒例のイベント、ゴールデンジョッキーカップ。

ここ5年は12月に行われていたんですが、今年はどういう訳だか9月・・・・・。
おまけに台風の接近で、朝から県の防災メールが届くような状況、なんとも落ち着かないGJC当日でした。

とにもかくにも行くしかないので、自分が着る雨具、折りたたみの傘、カメラのレインコート、カメラバッグの防水カバー、それにタオルやらなにやら完全装備で準備万端でございました。

ところが・・・・・


IMG_37602.jpg降ってないよ ( ̄ω ̄;)

・・・と言うか、ご覧のような青空。
そりゃ雨よりはいいですが、こうなると暑いことこの上なしですわ。

写真はパドックを背にして左手(1角方向)のエリアですが、耐震工事のため大掛かりな囲いが出来ていました。来年の3月までこの状態らしい・・・



それはさておき、本年参加の12人のゴールデンジョッキーの皆さまを・・・

Jocky_01_tosaki.jpgJocky_02_uchida.jpgJocky_03_iwata.jpgJocky_04_murakami.jpgJocky_05_matoba.jpgJocky_06_higashikawa.jpgJocky_07_maruno.jpgJocky_08_akaoka.jpgJocky_09_yamaguchi.jpgJocky_10_kawahara.jpgJocky_11_tanaka.jpgJocky_12_kimura.jpg

順に、戸崎圭太(JRA・3006勝)・内田博幸(JRA・4212勝)・岩田康誠(JRA・4466勝)・村上忍(岩手・2760勝)・的場文男(大井・6910勝)・東川公則(笠松・2506勝)・丸野勝虎(名古屋・2101勝)・赤岡修次(高知・3081勝)・山口勲(佐賀・3853勝)・川原正一(兵庫・5143勝)・田中学(兵庫・3227勝)・木村健(兵庫・3396勝) 【敬称略 / 勝利数は地方・中央通算 / 9月4日現在】

今年は締めて4万4666勝でございました。

2012年に蛯名正義騎手が参戦して以降、JRA生え抜き騎手の参戦が無いのは残念ですが、今年は名古屋の丸野勝虎騎手が初出場、来年は下原騎手の名前も見ることができればいいですね。

写真をご一緒していた方が、「JRA所属騎手が全部元地方騎手なんやったら、昔の勝負服で出られるようにしたらええのに・・・」と仰っていましたが、できる・できないは別にして、実現すれば楽しみがひとつ増えるのになぁと思いますね。(これ以上書くと毒づきそうなんでやめときます・・・^^;;;)


ではレースの方を・・・


8R 「ファイティングジョッキー賞」 C2 3歳以上登録馬特別

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ワンダーグロワール 父ショウナンカンプ 母ランドローリエ 母の父 Danzig Cllection

IMG_37995.jpg丸野勝虎騎手(名古屋)

オープニングレースの1230m戦を制したのはGJC初参加の丸野勝虎騎手。
1人気とはいえ57kgの背負い頭、しかしながらハナを制して7馬身差の圧逃劇でした。

2人気だった木村騎手のドリームガイドは6着、3人気戸崎騎手のメイクサムノイズは12着で、10人気・内田騎手のダーリングリップが2着、6人気・的場騎手のクラリスが3着と波乱の幕開けです。



9R 「エキサイティングジョッキー賞」 C1 3歳以上登録馬特別

IMG_38090.jpg
ジーベロニカ 父キングカメハメハ 母パーシャンブルー 母の父サンデーサイレンス

IMG_38198.jpg田中学騎手(兵庫)

第2戦、もう何回騎乗しているかわからない1400mを制したのは地元兵庫の学騎手。2人気・ジーベロニカとのコンビで番手追走から2馬身抜け出しました。

2着は4人気ワンダージンテーゼの山口勲騎手、3着は5人気ホッコーゴウケンの岩田騎手で、1人気セイギノミカタの内田騎手は11着でした。1人気の内田騎手は初戦で2着となっており、ここを勝つようならもう決まりという感じだったんですが、まさかの惨敗でシリーズの行方が見えなくなりました。

しかし山口勲騎手と岩田康誠騎手はさすがですね。
毎年、上位争いに絡んでくる印象があります。
あとは的場さんとこのところ参加してないですがミスターピンクかなぁ・・・

初戦を勝ったワンダーグロワールの父はショウナンカンプで、その父はサクラバクシンオーなんですが、第2戦を勝ったジーベロニカの2代母・スプリングコートがサクラバクシンオーの半妹でして、「サクラハゴロモ祭り絶賛開催中」状態だったんですが「これは第3戦も・・・」と思いきや、サクラハゴロモ血統はいませんでした。残念・・・( ̄ω ̄;)



10R 「チャンピオンジョッキー賞」 B1B2 3歳以上登録馬特別

IMG_38342.jpgえーと・・・ゴールデンジョッキーカップで初めて勝ち馬を撮り損ねました。
写真は赤岡騎手なんですが、実は赤岡騎手はこのレースアタマ・クビの3着でして、勝ったのは外から伸びたトウケイエース号と戸崎圭太騎手でした。

なんというか・・・3戦トータルで争うGJCでひとつ撮り損ねると、なんか全部ケチついたみたいでやるせない気分になりますねぇ。


IMG_38409.jpg戸崎圭太騎手(JRA)

2周目の向正面まではほぼ後方で死んだフリ、3角から一気に進出すると直線入口で5番手、そこから馬場の外目を豪快に差してきて先頭でゴール。JRAでも騎乗機会重賞10連続連対で絶好調ですねぇ。

2着は3人気・スチブナイトの東川騎手、3着は件の赤岡騎手で、2戦目で3着確保して1人気に騎乗した岩田騎手は11着に終りました。




で、結果はと言うと・・・・・

Winner_matoba.jpgWinner_tanaka.jpgWinner_yamaguchi.jpg
左から・・・第2位・的場文男騎手(30pt) 優勝・田中学騎手(34pt) 第3位・山口勲騎手(29pt)


第3位はいつもこの表彰台で見る気がする山口勲騎手。
勝ちは無かったですが、4→2→10着と最初の2戦が効きましたね。

第2位は的場文男騎手。
こちらも勝ちはなかったですが3→5→6着と手堅くまとめました。第3戦のホッコーマグマは6着でしたが、5着とはアタマ差、もう少しでオール掲示板という安定度、これがベテランの味ですかねぇ。

そして優勝は、我らが地元の田中学騎手。
初戦は9着でしたが、2戦目で勝ち、3戦目は5着にまとめました。特に3戦目、9人気・フレアリングデッドでの5着が効きましたね。

田中学騎手は4年前の第21回に続く2回目の総合優勝となりました。
父である園田の帝王は第6回の覇者ですが、総合優勝はその一度、ゴールデンジョッキーカップの優勝回数でも父を越えましたね。


IMG_38521.jpg



IMG_38226.jpgこのところ学騎手の写真を選んでいると、ハッとさせられるほど道夫師ソックリに見える時があります。

そら親子なので似てて当然なんですが、私の中では親子でも似ているという印象が余り無かったので驚きます。

年齢と共に・・・と言うのもあると思うのですが、通算勝利数で父を越え、GJCの優勝回数も父を越え、という実績の積み重ねが「帝王」と呼ばれた父の姿に近づけているのかもしれませんね。

ゴールデンジョッキーカップ2度目の優勝、おめでとうございました。







おまけ・・・


IMG_38291.jpg残念ながら優勝には届きませんでしたが、総合2位と燻し銀の手綱捌きが冴えわたる的場文男騎手、御歳60となられました。

ご本人は「50のつもり・・・」と仰っていましたが、「的場さん、それじゃsonodayaと一緒ですやん・・・」

(; ̄ー ̄)


(写真は第3戦チャンピオンジョッキー賞騎乗馬のホッコーマグマ号)


それはさておき本当に凄いの一言ですね。
特にチョロチョロと己の衰えを感じ出している私としては、還暦で馬乗ってるやなんて驚嘆に値します。
しかもトップジョッキーですからねー。

まだまだ、我々の励みであって欲しいと思います。
そしてなにより「ダービー制覇」、実現して欲しいですね。

こちらも、おめでとうございました。



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コメント 2

COBRIDER

記事楽しみにしておりました!!
沢山のお写真と共に、感動再びありがとうございますm(_ _)m

的場騎手の還暦記念ということもあり、的場祭の様相かなと思っていましたが、最終的に地元の、しかも学さんが総合優勝ということで、園田ファンとしては胸をなでおろしたところでしょうか。
でも、レース後の記念パーティで学さんが的場騎手に御酌してはりました^^(三野元騎手のFBより)

来年は下原騎手も加え、園田勢ますます面白くなりそうです。


学さん、若いころの尖ったところがなくなって、凄く柔軟な騎手に成長していらっしゃる印象です。
道夫先生の天下だったあの時代はあの勝負服を見るだけで馬も強そうに見えましたが、最近の学さんもそんな感じ。
返し馬とレースでの表情の違いなんかも、誰も入り込めない”その域(帝王)”そのまんまだと思います。
親子で大きな歴史を作るなんて、これ以上ドラマティックなものはないですね^^
いつか園田の田中=学と誰もが認めてくださるように、末長く活躍してほしいです。

by COBRIDER (2016-09-19 19:41) 

sonodaya

> COBRIDERさま

アップが遅くなり申し訳ありません。
ゴールデンジョッキーカップは、どうしても書く量が多くなりますので、基本的に筆不精(?)で語彙に乏しい私は、ついついモタモタとなってしまいます。

まあ、少し忙しかったと言うのもありますが・・・^^;;;

学氏、これに合わせて復帰されて、しかも優勝を攫っていくあたり本当に持っておられますね。近頃は若手の活躍も目立ってきた園田ですが、どっしりとした強さを感じさせるようになってきたと思います。

言うなれば大騎手になってきた感じでしょうか。
体の事もありますが、まだまだがんばって貰いたいですね。

ありがとうございました。

by sonodaya (2016-09-19 21:53) 

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