下原理騎手、地方通算2000勝達成。

ゴールデンジョッキーカップと後先になってしまいますが・・・・・


下原さんの2000勝達成を先に。
なんせゴールデンジョッキーカップは写真が多いので、また後ほどゆっくり書きます。

さて、しばらく前から「そろそろ・・・」と思われていた下原さんの2000勝。
アッサリかと思われつつも2着も多く、少々生みの苦しみ状態でしたが、本日の園田競馬6R「C2 3歳以上」で1人気・キングタイドに騎乗し1着となり、通算1万7071戦目で地方競馬通算2000勝を達成されました。

キングタイド　父アドマイヤムーン　母ロイヤルバラード　母の父 Elusive Quality （外・5号馬）

下原 理 騎手

初騎乗：1995年10月10日・ツカサホマレ
初勝利：1995年10月13日・スペシャルナイト

地方通算1万7071戦 2000勝（中央通算2勝）

佐賀記念（G3）・兵庫ダービー・兵庫大賞典など
通算重賞43勝



このままいくと今年はリーディングにも輝きそうですね。
2000勝＆初リーディングとなれば、2016年は特別な年になりそうです。
なにより、寺嶋先生が喜んでおられる気がします。

兵庫は御三家が異様に強いので、いつもリーディング4位というイメージなんですが、チャンストウライやベストタイザン、カラテチョップなど、ダートグレードや重賞を複数勝つ強豪馬の主戦を勤めているという印象の人ですね。

たしか1000勝は姫路で撮りにいけなかった記憶があるのですが、今日の2000勝は忘れ物を取りに来た気分がしました。

下原さんはいい馬に数多く乗ってらっしゃるので、思い出深い馬が多いのですが、私が個人的に印象深いレースを貼っておきます。




1枚目は2009年・楠賞のチャンストウライ。
内がキヨミラクル、中央はバンバンバンクですね。

2枚目は2013年10月25日のA1特別。
もう皆さんお判りのとおり、「オオエライジン、雨の復帰戦」です。

楠賞はチャンストウライが如何に強い馬かを教えられたレース、雨のA1戦はもう説明は不要ですね。



2000勝のセレモニーでは、今年はまだ大きな目標があるので・・・と仰っていた下原さん。

2006年に木村騎手がリーディングになって以降、昨年まで実に10年御三家の誰かがリーディングを取ってきています。

今年下原さんがリーディングに輝けば実に2005年の岩田騎手以来、御三家以外のリーディングジョッキーとなります。新たなゴールデンジョッキーの誕生と共に、新たなリーディングジョッキーの誕生も見たいものです。

2000勝達成、本当におめでとうございました。来年のゴールデンジョッキーカップでは、下原さんの騎手紹介を聞きたいですね。