第53回 のじぎく賞

「雨の日には、雨の日にしか撮れない写真がある」



と、言うのは自分への言い訳で、本当は晴れて欲しいです。

カラダもカメラもレインコート着て、ファンファーレが鳴ったら傘閉じて、髪の毛濡らしながら撮る・・・・・ヘタれの私は「今日はやめとこかな・・・」とついつい心が折れそうになります。

言うて結局行くんですが・・・・・今日みたいに台風が来ててもねえ。
写真を撮らなくても、馬好きの皆さんならそうなりますよねえ。

どうしようもない馬好きの性と心得ましょう。


という訳で、今日は「のじぎく賞」、グランダムジャパン2015・3歳シーズンの第7戦です。
これが終われば残すは最終戦・関東オークス（Jpn2）のみとなります。

今年は、浦和桜花賞2着・東海クイーンカップ優勝で現在のポイントリーダー、我らがトーコーヴィーナスが主役。地元で勝利を積むことが出来れば、シリーズチャンピオンに限りなく近づくことになります。

実際、ファンの支持も単勝元返しで圧倒的にヴィーナス。
勝って当然という感じですね。

勝って当然のところで勝つ・・・これが難しいことなのは皆さん御存知の通り。
でも遊びながら、当然のように勝つのがヴィーナスでした。

大外12番枠から押してハナへ。
2周目3角手前から突き放しにかかり、4角先頭から直線に入って、もう勝ったも同然。
最後遊んで流したので、2着ジョウショーエガオが1馬身3/4まで来たものの、負けようの無い内容で重賞6勝目を飾りました。


トーコーヴィーナス
　父　クロフネ
　母　ホーネットピアス
　母の父　サンデーサイレンス

通算12戦9勝

園田プリンセスカップ・兵庫若駒賞・園田クイーンセレクション・梅桜賞（名古屋）・東海クイーンカップ（名古屋）・のじぎく賞


これでGDJ2015・3歳シーズンも29ポイントとなり、3歳クイーンの称号もほぼ確実ですね。
次は関東オークスのようなので、中央馬相手のダートグレード競走と条件は一気に厳しくなりますが、地元と地方の期待を背にがんばってくれると思ってます。


今年は、現在の所リーディング2位ながら、大舞台での活躍が一際目を引く田中学騎手。

この勝利が恐らく今年の85勝目で通算3080勝目だと思うんですが、3165勝までもあと85勝の計算です。
このペースで行くと9月の終わり頃にはXデーを迎えそうですね。

怪我無く、無事にその日を迎えられる事を願っています。



トーコーヴィーナス号関係者の皆さま、おめでとうございました。

タグ：のじぎく賞 田中学 グランダムジャパン トーコーヴィーナス