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園田的には。 [雑談・雑感・ひとりごと]

ジェニュインが亡くなったそうで・・・・・



サンデーサイレンスの初年度産駒(1992年生)で、美浦・松山康久厩舎所属でした。
松山康師といえば、ミスターシービーとウィナーズサークルとこの馬が印象深いですね。

サンデーサイレンスは産駒がデビューすると、いきなりフジキセキが朝日杯3歳Sを制し、次の弥生賞まで4戦4勝でしたが脚部不安で早すぎる引退。

しかしながら皐月賞で優勝ジェニュイン、2着タヤスツヨシのワンツーフィニッシュを決め、続くダービーでは優勝タヤスツヨシ、2着ジェニュインと着順を入れ替えてのワンツーで春の牡馬クラシックを完全制覇。

ちなみに3着は共にオートマチック(父ブライアンズタイム)でした。

牝馬路線は桜花賞こそフォティテン産駒のワンダーパヒュームだったものの、オークスをサンデー産駒のダンスパートナーが制し、牝馬クラシックもサンデーサイレンスの仔が一冠を浚いました。

初年度から怒涛の勢いだったサンデーサイレンス産駒の中でも皐月賞・マイルCSに優勝し、ダービー・天皇賞(秋)・安田記念で2着の成績を残したジェニュインはサンデー時代の幕開けを飾るに相応しい競走馬だったと思います。

しかしながら・・・・・

sonodaya的には、あまり入れ込んだ馬ではないんですよね。
というのも、その世代は同じサンデー産駒でもタヤスツヨシがご贔屓やったもんで・・・・・。

とは言っても、それは競走時代の話。
種牡馬としては、お世辞にも成功とは言いがたいジェニュインなんですが、園田には結構縁がありました。

ジェニュイン産駒の獲得賞金トップの馬はドンクールなんですが、中央時代に兵庫CSを勝ち、ラストランは園田の砂を走りました。

Genu_DonCool.jpgドンクール
 父 ジェニュイン
 母 メイショウマキバコ
 母の父 ヤマニンゼファー

兵庫CS(G2)・名古屋大賞典(G3)など45戦7勝。キャリアの最後は田中範厩舎所属で長休明けの2010年に2回出走するも5着・4着で、再び2013年まで休養。復帰初戦のA2戦を勝ったものの、次のA1戦10着がラストランでした。


残念ながら園田でA2を勝った時に行ってないので写真がありません。
上の写真は2010年8月12日の移籍初戦のもので、1周目ですが我ながらヒドイ写真ですねえ・・・(・_・;


Genu_MayLady.jpgメイレディ
 父 ジェニュイン
 母 ゴッドエンジェル
 母の父 ラムタラ

記憶に新しいところでは、2012年の兵庫ダービーを勝ったメイレディもジェニュイン産駒でした。
昨年の1月を最後に引退しましたが、随分と前のような気がしますね。2歳時に後塵を拝しつづけたアスカリーブルはまだがんばっています。


Genu_CosmoHalleruja.jpgコスモハレルヤ
 父 ジェニュイン
 母 ラブイズビジョン
 母の父 ミシル

今はない重賞・コウノトリ賞に勝ったコスモハレルヤもジェニュイン産駒。
コウノトリ賞以外にも新春賞2着や六甲盃で3着など重賞で上位を賑わせましたね。懐かしい馬です。


Genu_CutieGabby.jpgキューティガビー
 父 ジェニュイン
 母 マイディアガビー
 母の父 ヘクタープロテクター

ガビーもジェニュイン産駒です。
調べてみると現役の園田所属馬で唯一のジェニュイン産駒でした。ちなみに地方所属のジェニュイン産駒を検索してみると10頭しかヒットしません。もう僅かなんですね。



園田のジェニュイン産駒筆頭は、やはりこの馬でしょうか・・・・・

Genu_BestTaizan.jpgベストタイザン
 父 ジェニュイン
 母 ベストフルーツ
 母の父 アスワン

アルドラゴン・チャンストウライと共に3強時代の一角を担ったベストタイザン。自分がカメラを持って園田に行くようになった頃は遠征競馬で笠松が多かったのであまり写真がないのが残念です。



種牡馬としてのジェニュインは、中央より地方の活躍馬が多かった感じがするんですが、こうやって見ると地方の中でも特に園田と縁がありましたね。

放牧中の怪我で・・・とは残念なのですが、静かに休んでくれればと思います。



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