SSブログ

田中学騎手、地方通算3000勝達成。 [Race Photo]

地方競馬史上初、親子で3000勝。


田中学騎手は新春賞の日の最終レースで、1993年4月15日のデビュー以来、通算18,685戦目で地方通算3,000勝を達成されました。

これは地方競馬では史上25人目、現役では16人目(含JRA移籍騎手)になるそうです。


150103_Manabu3000Wins_01.jpg
エイシンハヤテ 父ハーツクライ 母エーシントゥーゴー 母の父GoneWest


年末に「そう言えば、学氏3000勝までいくつなんやろ?」と思って調べてみると残り5という状態でして、「おおっ、これは年明け早々やな」と思ったら色々なメディアに情報が上がり始めましたので、みんな考えることは同じやねんなとチョット思っていました。


ひょっとしたらハルイチバンやったりして・・・・・と冗談半分、本気半分で呟いたりしてたんですが、新年明けて初日は2勝で残りは3になり、迎えた新春賞当日。

朝から参戦できなくて、私が競馬場に着いたのが8Rの前。
5Rを勝って残り2になったのを確認してから自宅を出ていましたので、競馬場についてから6・7Rを確認。
下原Jと吉村Jが勝利(7Rは学氏乗っていませんが)していましたので、依然残り2です。

そうしたらいきなり8Rをイミラカチャで勝利し、いよいよリーチ。
9・10・11・12Rと残りすべてに騎乗し、なおかつメインと最終は1人気が予想されるとなると、もう今日で間違いないと思いました。

この時点で残りの騎乗馬すべての単勝馬券を記念に購入しました。
9・10Rは「ちょっと勝つまでは厳しいかな」という馬だったんですが、買わなくて来られたら悔やんでも悔やみきれませんからね、これは仕方ないです。


実は、なんとなく最終のエイシンハヤテじゃないかなと予想していたんですが、それはハヤテが確勝級だからではなくて、最終になって欲しいという私の勝手な希望だったかもしれません。

最終のB1戦なら勝っても負けても狙い撃ちで撮れるなと・・・。

これが重賞になると、やっぱり勝ち馬撮りたいし、なまじ人気だけにハルイチバンと何かが直線競ったりした場合、悩ましいなーと・・・・・。

ハルイチバンファンの皆さんにはなんだか申し訳ないですが・・・・・カメラ持って競馬場いってるとそんな邪なことも考えてしまうんですねえ。(・へ・;;)

命がけで1勝を積み上げている騎手の方々にも、なんだか申し訳なく思います、反省。


でも9・10Rと勝ち星が付かなかったので、「ほんまに新春賞かもしれん」と思うところはありました。
実際には、ハルイチバンは出遅れてしまったので杞憂に終わったんですが、こうなると重賞で達成という派手なパフォーマンスもチョット見たかったかなと・・・・・勝手なもんです、反省 <(_ _)>


そんなこんなで最終レース、ありがたい事にエイシンハヤテで見事3000勝達成。
3000勝という大記録なのにガッツポーズもない淡々としたゴールでしたが、それが返ってこの人らしい写真になった気がしてます。


150103_Manabu3000Wins_03.jpgManabu3000.jpg150103_Manabu3000Wins_04.jpg150103_Manabu3000Wins_02.jpg

木村騎手を初めとする「5人の田中学」は、もうアチコチに写真が上がっていますので割愛しました。^^;


セレモニーで「なにひとつ父を超えてない」と仰っていた学氏。

2000勝を達成された時(記事はコチラ)も幸運にも撮れましたし、今回の3000勝も撮ることができた訳ですが、この人にとっては2000でも3000でもなく、やはり3165勝目こそが特別なんでしょうね。
(3165勝しても「数字で超えても、中身は超えてない」とか仰りそうですが・・・)

残り160勝余り、順調にいけば8月か9月あたりになるでしょうか、その時も撮りにいきたいものです。

いわゆる2000とか3000とかキリがいい訳でない「3165」という数字が、2000・3000以上の特別な数字になるのは、やはり父である「園田の帝王」の存在があればこそ。

道夫師への「おめでとうございます」は、その時までとっておきたいと思います。
その代わり今日は、無事にその日を迎えられるよう願っておきますね。


なにはともあれ、地方通算3000勝おめでとうございました。


nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

COBRIDER

トップ画だけでなく、沢山のお写真掲載有難うございます。
そして写真を撮る側の多々複雑なご心境垣間見れる文面に、思わずニヤリ、としてしまいました。

学さんの3000勝・・・・・・
ここまで、全てが順調だったわけではありません。
デビューから華々しく活躍したのでもなく、父道夫氏がそうであったように、「努力の人」、が手にした今回の勲章だったと思います。
岩田・小牧・赤木が居ないからこそトップに君臨できるんだという厳しい声もありますが、それでも3000勝を積み重ねる事ができた事実について、本当に、本当に素晴らしいことだと思います。

道夫先生の3000勝の時は、ニューカズトップという栗毛大流星の派手派手な馬(当然ワタシは贔屓にしていました)で人気薄でした。
学さんの3000勝は今や誰もが認める園田屈指の実力馬で1番人気。
道夫先生は当時「気楽に乗ったら勝ってました」みたいなコメントを出されましたが、学さんはプレッシャーもあったと思います。
ハルイチでメモリアルメインゲットとなれなかった分最終で、と多くのファンが寒空の下待っていたからです。
そして、見事その期待に応えて、抜群の手応えを以ってして3000勝。
確勝とは思って見ていましたが、こんなに画面前で緊張したのも初めてでした。
馬場へ行っていたら、あまりの緊張でまともな写真撮れへんかったんとちゃうやろか?と思います。

前代未聞、そして以後誰にも破る事ができないであろう記録だと思います。
学さんにはお嬢さんがお二人いらっしゃるだけで跡継ぎ息子が居ないのが残念なところですが、園田の親子鷹の物語がこれからも永く語り継がれ、そして現役でありつづけてほしい、そう願います。

sonodayaさんおっしゃるように、恐らく3165勝を達成したとしても、学さんの口からは謙虚な言葉しか出ないと思いますよ^^
それが、帝王の息子である彼が最も知る、偉大な父の蹄跡なのでしょうね。

私も、是非3165勝には駆けつけたいと思います。
また人目憚らず、おいおい泣いてしまうんだろうな・・・・・・


学さんの活躍が、一日でも長くこの園田で見られますように。

by COBRIDER (2015-01-09 10:31) 

sonodaya

> COBRIDERさま

いつもありがとうございます。
いやいやおめでとうございます。

私も緊張しましたよ。
馬は確勝級、例え負けてもこの馬を撮ると決めてかかれるのは、裏返せば失敗すれば100%自分の責任ですからねー。^^;

勝ち星が道夫師を越えても謙虚なのは間違いないと思います、だからこそ3000もの勝ち星を積めるんですよね。
川原さんにしても木村Jにしてもそうだと思います。
3165勝にピンポイントで駆けつけるのは、なかなか至難の業になりそうですが、ぜひ実現してくださいね。

お待ちしております。^^



by sonodaya (2015-01-10 01:16) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。