第57回 園田金盃

さすがに3週間ほったらかしやと思い出すのに一苦労・・・・・



もう誰も読まないと思いますが、写真もあるので一応。

ダートグレード競走はともかく、園田で最も格式高い重賞のひとつでしょうか。
ニシノイーグルがライジン差しきった時は1着賞金1000万でしたが、昨年から700万円に。
賞金と入厩馬の質は悲しいかな比例するのは、皆さんも御存知のとおり。
漸減傾向に歯止めがかかるようになればいいのですが。


さて、その700万を争って1870mに11頭が集結。

ホクセツサンデーの回避は残念ですが、いまや堂々古馬トップクラスを張るハルイチバンに、ガイア・ポセイドン・ニーケの3歳トーコー軍団が挑みました。

（写真はファン投票1位で1人気、堂々綱を張るハルイチバン）


ダッシュきかして3歳牝馬トーコーニーケがハナへ。
ハルイチバンは内の4番手という位置取り。
2人気・ガイアは、少し馬群がきれての追走で6番手あたりの中位から。

2周目向正面でニシノイーグル、ラヴフェアリーが動くも、マイペースで行くニーケは余裕を持って直線へ。
一旦2番手まで上がったラヴフェアリーを、内からハルイチバンが差しにいくも、ニーケはさらに前。
最終的に同着となる2着争いを尻目に1馬身半差をつけて3歳牝馬がトップゴール。

トーコーニーケ
　父キングカメハメハ
　母ナリタフローラ
　母の父サンデーサイレンス

通算16戦7勝 2着4回

主な勝鞍：園田クイーンセレクション・若草賞（名古屋）・東海クイーンカップ（名古屋）・のじぎく賞・園田金盃・関東オークス（Jpn2）2着


ハナきったスピードと、馬場が馬場とはいえ古馬一線級や牡馬勢を振り切ったレースっぷりは、格式高い金盃に相応しいものでしたね。

ハルイチバンはまたしても2着。
素晴らしい安定ぶりなんですが、それだけに悔しいレースが続きますね。
来年は、タイトル積んで欲しいです。

2人気だったガイアは7着に終わったんですが、2ヶ月ぶりのレースに加え、初の古馬戦。
この金盃の後、今週のA2戦に出走して、すぐに巻き返したのは御存知のとおり。
この馬も勿論来年に期待ですね。

めずらしく川原さんがウィニングランで一周回ってきてくれました。
トーコーニーケ関係者の皆さま、おめでとうございます。



しかしニーケといい、ヴィーナスといい、女性は強いっす・・・・・