第16回 園田プリンセスカップ [Race Photo]
【GRANDAME-JAPAN 2014 2歳シーズン 開幕戦】
今年も2歳重賞がスタートしました。
前記事のアルドラゴンの記事で触れましたが、sonodayaが馬写真を撮りだしたのが2009年。
その年のプリンセスカップの勝ち馬はアートオブビーンで鞍上は北野さんでした。
翌2010年はリジョウクラウンで竹村J初重賞、2011年はアスカリーブルで大柿J初重賞。
記憶に新しい2012・13年は笠松のカツゲキドラマと北海道のカクシアジで、それぞれ尾島Jと川原さんのベテランでした。
こうしてみると地元馬が勝った時は、フレッシュな鞍上に目がいくプリンセスカップです。
2009年の北野さんは、高知でリーディングジョッキー獲得やダートグレード競走（黒船賞・リバーセキトバ）制覇の実績もあるベテランなんですが、兵庫移籍後は重賞勝ちに恵まれず同年9月2日の園田チャレンジカップをホールドマイラヴで移籍後初重賞勝ちを飾っており、続く重賞競走が9月24日に行われたこのプリンセスカップで連続の重賞勝ちでした。
これも兵庫的視点で見ればフレッシュな勝利だったように思います。
そんなプリンセスカップ、今年の注目はやっぱりトーコーヴィーナス鞍上の小谷くん。
本来なら鞍上は主戦の木村Jだったでしょうが、皆さん御存知のように腰が悪くお休み中、一日も早い復帰が待たれますが、代打騎乗とはいえ小谷くんには千載一遇のチャンスが巡ってきましたね。
1人気は3連勝中のショウリ、園田の親子鷹での久々の重賞制覇を狙います。
2人気がヴィーナスで、3人気には北海道のラブミーダイヤ、4人気には笠松のティープリーズ、以下北海道・マイファンファーレ、同じく北海道・ユメノヒトと遠征勢が続きます。
ゲート出て、内からラブミーダイヤが前にでようとするも、1・2人気のショウリ・トーコーヴィーナスも前へ前へ、結局トーコーヴィーナスがハナで1角へ入ります。
この先行3騎を見るカタチでレースを進めるのが、尾島・ティープリーズと太郎ちゃんのユメノヒト。この二人、前が飛ばしてくれたら勿怪の幸いで、シメシメと思いながらの絶好位キープやったんではないでしょうか。
レースは向正面中間で各馬動き出し、ヴィーナスもペースアップ。
4角手前でまずラブミーダイヤが脱落、続いてショウリも下がり始めると、変わってティープリーズが外からヴィーナスを射程圏に。
内から少し外へ出したユメノヒトも追い出されますが、こちらは少しジリジリな感じ。
最終的にティープリーズの猛追を3/4馬身振り切って、トーコーヴィーナスが先頭でゴールに飛び込み、2着にはティープリーズ、3着にはユメノヒトの道中シメシメ組でした。
勝ったトーコーヴィーナスは、父クロフネ・BMSサンデーサイレンスで、2代母がダイナシュート。
ダイナシュートの直仔からヴィーナスの母でもある桜花賞3着のホーネットピアスや、高松宮記念のアドマイヤマックスがでており、孫世代からはラインクラフト・アドマイヤロイヤル姉弟もでる一族。
もう散々触れられていますが、2013年のセレクトセールサラブレッド1歳で3000万で取引されたのも頷ける血統です。
トーコー軍団についてはいつも思いますが、中央で走ってても不思議でない・・・むしろ地方で走っているのが不思議に思えるほどの高額馬ばかり。
ガイア・ポセイドン・ニーケという上の世代の3頭もそうですが、吉行先生が「素質は上の3頭以上」と仰るヴィーナスには生え抜きとして大きな期待を掛けてしまいますね。
益々将来が楽しみなヴィーナスです。
さて1人気に推されたものの7着に敗れたショウリ。
1周目、掛かりそうになったところを学氏が引いて、番手からの競馬になったようにも見えますがどうだったでしょうか。
結果的に敗れましたが、同じように行った下原Jの馬も最後脚が上がっており、前にはキツイ展開の中、ハナきりながら残った上に、好位勢に抜かせなかったヴィーナスを誉めるしかないですね。
学氏も前走ヴィーナスに騎乗して、レース後「悔しいけど、これは走る」と仰ったように伝え聞きましたので、負かしにいって、もちろん悔しいけど納得の敗戦といったところなのかもしれません。
今回は久々にサインを頂きました。
一応、ラスト重賞となる坂本さんのヒッポグリフ、久々の園田親子鷹による重賞制覇を目論むショウリと3枚準備していまして、sonodayaがこういう事をした時は「飛ぶ」のが最近のパターンなんですが、私の馬券下手をも吹き飛ばすほどヴィーナスが強かったようです。 (；￣ー￣)...ﾝ?
まあ、なんといっても今回は小谷くんに尽きますね。
初重賞おめでとうございました。
今年も2歳重賞がスタートしました。
前記事のアルドラゴンの記事で触れましたが、sonodayaが馬写真を撮りだしたのが2009年。
その年のプリンセスカップの勝ち馬はアートオブビーンで鞍上は北野さんでした。
翌2010年はリジョウクラウンで竹村J初重賞、2011年はアスカリーブルで大柿J初重賞。
記憶に新しい2012・13年は笠松のカツゲキドラマと北海道のカクシアジで、それぞれ尾島Jと川原さんのベテランでした。
こうしてみると地元馬が勝った時は、フレッシュな鞍上に目がいくプリンセスカップです。
2009年の北野さんは、高知でリーディングジョッキー獲得やダートグレード競走（黒船賞・リバーセキトバ）制覇の実績もあるベテランなんですが、兵庫移籍後は重賞勝ちに恵まれず同年9月2日の園田チャレンジカップをホールドマイラヴで移籍後初重賞勝ちを飾っており、続く重賞競走が9月24日に行われたこのプリンセスカップで連続の重賞勝ちでした。
これも兵庫的視点で見ればフレッシュな勝利だったように思います。
そんなプリンセスカップ、今年の注目はやっぱりトーコーヴィーナス鞍上の小谷くん。
本来なら鞍上は主戦の木村Jだったでしょうが、皆さん御存知のように腰が悪くお休み中、一日も早い復帰が待たれますが、代打騎乗とはいえ小谷くんには千載一遇のチャンスが巡ってきましたね。
1人気は3連勝中のショウリ、園田の親子鷹での久々の重賞制覇を狙います。
2人気がヴィーナスで、3人気には北海道のラブミーダイヤ、4人気には笠松のティープリーズ、以下北海道・マイファンファーレ、同じく北海道・ユメノヒトと遠征勢が続きます。
ゲート出て、内からラブミーダイヤが前にでようとするも、1・2人気のショウリ・トーコーヴィーナスも前へ前へ、結局トーコーヴィーナスがハナで1角へ入ります。この先行3騎を見るカタチでレースを進めるのが、尾島・ティープリーズと太郎ちゃんのユメノヒト。この二人、前が飛ばしてくれたら勿怪の幸いで、シメシメと思いながらの絶好位キープやったんではないでしょうか。
レースは向正面中間で各馬動き出し、ヴィーナスもペースアップ。
4角手前でまずラブミーダイヤが脱落、続いてショウリも下がり始めると、変わってティープリーズが外からヴィーナスを射程圏に。
内から少し外へ出したユメノヒトも追い出されますが、こちらは少しジリジリな感じ。
最終的にティープリーズの猛追を3/4馬身振り切って、トーコーヴィーナスが先頭でゴールに飛び込み、2着にはティープリーズ、3着にはユメノヒトの道中シメシメ組でした。
トーコーヴィーナス 父 クロフネ 母 ホーネットピアス 母の父 サンデーサイレンス
勝ったトーコーヴィーナスは、父クロフネ・BMSサンデーサイレンスで、2代母がダイナシュート。
ダイナシュートの直仔からヴィーナスの母でもある桜花賞3着のホーネットピアスや、高松宮記念のアドマイヤマックスがでており、孫世代からはラインクラフト・アドマイヤロイヤル姉弟もでる一族。
もう散々触れられていますが、2013年のセレクトセールサラブレッド1歳で3000万で取引されたのも頷ける血統です。
トーコー軍団についてはいつも思いますが、中央で走ってても不思議でない・・・むしろ地方で走っているのが不思議に思えるほどの高額馬ばかり。
ガイア・ポセイドン・ニーケという上の世代の3頭もそうですが、吉行先生が「素質は上の3頭以上」と仰るヴィーナスには生え抜きとして大きな期待を掛けてしまいますね。
益々将来が楽しみなヴィーナスです。
さて1人気に推されたものの7着に敗れたショウリ。1周目、掛かりそうになったところを学氏が引いて、番手からの競馬になったようにも見えますがどうだったでしょうか。
結果的に敗れましたが、同じように行った下原Jの馬も最後脚が上がっており、前にはキツイ展開の中、ハナきりながら残った上に、好位勢に抜かせなかったヴィーナスを誉めるしかないですね。
学氏も前走ヴィーナスに騎乗して、レース後「悔しいけど、これは走る」と仰ったように伝え聞きましたので、負かしにいって、もちろん悔しいけど納得の敗戦といったところなのかもしれません。
今回は久々にサインを頂きました。
一応、ラスト重賞となる坂本さんのヒッポグリフ、久々の園田親子鷹による重賞制覇を目論むショウリと3枚準備していまして、sonodayaがこういう事をした時は「飛ぶ」のが最近のパターンなんですが、私の馬券下手をも吹き飛ばすほどヴィーナスが強かったようです。 (；￣ー￣)...ﾝ?
まあ、なんといっても今回は小谷くんに尽きますね。
初重賞おめでとうございました。
「どんなもんじゃー！！」 と叫んだらしい。
んで小谷くん、4人の子持ちで、5人目がお腹の中とな・・・・・^^;;;
おめでとー、お父さん！
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2014-09-18 21:00
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コメント(4)
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小谷君の気合いの入ってる顔いいですね！
これを機に飛躍してくれると盛り上がりそうですね〜
by ヤマネコ (2014-09-18 21:22)
> ヤマネコさま
コメントありがとうございます。
小谷くん、4人の子のお父さんなんだそうで、がんばりましたね。
初重賞が撮れると、こちらも嬉しくなります。
そうそう、こちらに来てらしたんですね。
お会いできず残念でした。
お顔見て御礼を申し上げないといかんところだったんですが、失礼いたしました。
今度来られるときは、オフ会企画付きで。^^
by sonodaya (2014-09-19 00:47)
sonodayaさん、おはようございます。
最後の画像
小谷Jの気迫のこもった顔も
さることながら、
ヴィーナスの顔
何だか 誇らしげ・・
そう見えるのは私だけ？？
表情の見える写真って
いいですね！
by 馬大好き (2014-09-19 08:58)
> 馬大好きさま
いつもありがとうございます。
> ヴィーナスの顔 何だか 誇らしげ・・
そう言われれば、そう見えますね。^^
「私に任せとき」って感じかもしれません。
この仔もアルドラゴンと同じく、栗毛に流星が似合いますね。
by sonodaya (2014-09-19 12:25)