12月28日・Photo （兵庫GT以外）

雨ニモマケズ・・・風ニモマケズ・・・

なんといってもダートグレード競走の日ですから。


夕方のお天気が心配された昨日。
午前中の空を見ると、とても降るようには見えないものの、予報では急転直下の天候変化にご注意とのこと。

クルマで行こうかなと迷ったものの、駐車場の事を考えると早くでた方がいいと思うし、さりとて済まさなければならん用事もあり、結局「えーい、降ったら降ったときや」といつものごとくスクーターにて競馬場へ。

着いたのはちょうど3Rの発走前、間に合わないので案内所でポイントカード打ちながらパドックの大型ビジョンで観戦、4Rから撮りだしました。


4R「C3 3歳上」


クラサヴィカ　父ワイルドラッシュ　母アスクレピアス　母の父ヘクタープロテクター

4代母Burghclereの牝駒にウィンドインハーヘアが出ており、あのディープインパクトと同族ということになります。
世界的にはナシュワン（英ダービー）やネイエフ（英チャンピオンS）など、懐かしい海外一流馬が出る一族ですが、日本ではなんといってもディープの知名度に勝るものはなしですもんね。
その他、血統的に近いところでは、母の異父妹に妙にマーメイドSだけ走るソリッドプラチナムなどもいます。

レースの方は6人気ながら、逃げて直線追い縋るコスモジャングルを3/4馬身凌いで、初めての掲示板が初勝利となりました。


5R「C3 3歳上」


ダンスシェイカー　父ダンスインザダーク　母ステイトリーダンス　母の父 Stately Don　（外・4号馬・青帽・板野騎手）

逃げた大柿・デアフォルテを競り落とし、満を持して先頭に立った寺地・キンショーカチドキをゴール寸前差しきったのは板野・ダンスシェイカー。
単3.9倍の危うい1人気で、なかなかエンジンが点火せずヒヤっとさせましたが、キッチリアタマ差しきって1人気に応えました。


この頃はご覧のような空模様だったのです。







しかしメインを迎える頃には・・・・・（> <）



6R「B2 3歳上」


マッハタイザン　父ゴールドアリュール　母トップジョーオー　母の父アレミロード

前走2着に敗れて9連勝はならなかったマッハタイザン。
敗れたとはいえ、ここまで13戦9-3-1-0で必ず馬券に絡んでおりこの日も当然の1人気。
1角5番手から徐々にポジションを上げ、直線楽に抜け出して3馬身半差で快勝。
ここから再び連勝街道に乗ってほしいですね。


さてレースばかりじゃなく、6R終了後のイベントへ。



この日は兵庫で3回しかないダートグレード競走の日。
予想イベントも行われまして、細江純子さん、ギャロップが来場。
特にギャロップ林、昨年の皐月賞（勝ち馬アンライバルド）で3連単・3連複をダブル的中させ44万ゲットは記憶に新しいところ。
こう見えても光るのはアタマだけじゃない男です。

しかしこの日の予想は・・・・・触れないでおきましょうね。（笑）


　さて、レース以外でもうひとネタ。

　最近なにかと工事の多い園田競馬場・・・・・
　パトロールタワーもなにやら覆って工事中でした。

　鉄骨がアカンようになってきたので補修でもしてるんかな？
　と、思ったものの、あの高さだけにそれは怖すぎ。

　特に高いところが怖いsonodayaにはムリです。
　ま、確実に登ることなんてないですが・・・・・



勝ち馬紹介に戻りましょう。

7R「C2 3歳上」


トウケイストロング　父フジキセキ　母トウケイタイムス　母の父ブライアンズタイム

前走逃げて4着に粘ったセイウンコイノウタとトウケイストロングが雁行するカタチでレースを引っ張ります。
好発も抑えて先行2騎の後ろで好位キープはラブファイナル。
直線半ばまでセイウンとトウケイががんばるも、まず内のセイウンが脱落し入れ替わるように外から脚を伸ばしてきたのはラブファイナル。
ゴール前の激しい争いは前にいたトウケイストロングがギリギリハナだけ凌いで勝利。
5Rに続いてゴール前は熱戦でした。


8R「C2 3歳上」


グリームバイオ　父アグネスタキオン　母シアリアスバイオ　母の父タマモクロス　（外・8号馬・橙帽・松平騎手）

僅差がつづくこの日の園田。
8Rはまたまたハナ差での決着でした。

寺地・タカラブルームの逃げを向正面で動いて捕まえ、直線叩き合いの末に勝利を手にしたのは松平さんのグリームバイオ。
5Rに続き僅差で敗れた寺地騎手ですが、5Rは4人気でこのレースは7人気。
しかもいずれも相手は1人気で、万馬券をプレゼントしてくれたのは、ある意味寺地騎手のおかげかも。

ま、買ってなかったらなんとでも言えるsonodayaです。（＾＾；A
競馬場で「寺地がいらんねん・・・」と呻いた方、言いたい放題でまことに申し訳ない限り。


9R「C2 3歳上 特別戦」

このレース、競走除外がありました。
8番ニホンピロフルール（大山真）。

ゲートで暴れて真吾ちゃん振り落とし、故障したようです。
なにげに写真撮ってみたら・・・・・

ゲートで反対向いてましたわ。(￣O￣;)

レースの方は・・・・・




パンテール　父ダンスインザダーク　母ワンモアリウン　母の父ヘクタープロテクター

2代母はカブトヤマ記念や小倉大賞典に勝ったワンモアラブウエイ。
サマンサにヌエボにスイープとトウショウの名牝を育ててきた渡辺栄先生の管理馬でした。
んー、血統表から懐かしさが滲むパンテールです。

レースは好位から抜け出し、ローレルイグザルトを叩きあいの末退けて初勝利。
ついでに鞍上・田野くんは減量が取れてから初めての勝利。
馬も騎手も新たな一歩になりましたね。


この後、兵庫GTになるわけですが、少しずつ増えてきていた雨雲が突然増殖し太陽を遮るわ、冷たい風が吹いてくるわで天気予報大当たり・・・・・。

兵庫GTは後ほどの別記事に譲りますが、ホンマに兵庫GT出走馬がパドックに出てきたとたんに荒れた天気になってビックリでしたわ。

まさに「一天俄かに掻き曇り・・・」とはこの事やなと思った次第です。


最終11R「C1 3歳上」


オメガブルーベリー　父デュランダル　母インターラプション　母の父 Zafonic

すっかりナイターみたいになってる最終レース。
オメガブルーベリーが1人気でイメージレイナが2人気。
この両頭、共に3連勝馬で単1.5倍と2.5倍。
3人気が12.2倍なので両馬の一騎打ちムード・・・・・これが第三の男・三宅アナのアタマにあったんでしょうなあ。

レースはオメガブルーベリーが逃げてイメージレイナは中段から。
向正面でイメージレイナが仕掛けてポジションを上げるも、4角から満を持して動いたオメガブルーベリーが一瞬のうちに後続を引き離し、終わってみれば6馬身差の完勝で4連勝を飾りました。

で第三の男、4角から直線入り口の実況で・・・・・

「外側からイメージレイナ！今2番手に接近して直線に向いてきました。」
「先頭は3番のオメガブルーベリー、その外側から12番のイメージレイナ、3連勝中の2頭が・・・・・・・・・・」




「接近・・・・・しませんっ！！」

・・・・・・・・・・(￣ロ￣lll)


ファインダー覗いててもオメガブルーベリー独走やし？？？　(・・？）

めったにない実況でした。
しかし、撮ってる方としては、実況参考にして馬を追いかけてるので「接近しません」はあまりにも衝撃的。

ま、笑い話なんですが、第三の男はこれをネタにイジられるんやろなと思うと少々気の毒に思ったり・・・・・
私もネタにしてまいましたが、いつか三宅アナの実況に助けられる日もあると思うので、メゲずにがんばっていただきたいと思います。（笑）


以上、28日の勝ち馬達でした。

しかし、帰りはビチョビチョになるし、冷えるし、散々でしたわ・・・・・　┐(￣ヘ￣）┌