カンムリホルダーいろいろ。（カンムリホルダー・その2）

カンムリホルダー関係の記録です。


さて、カンムリホルダーを調べていて、いろいろメモったので載せときます。
データがお得意ではない方はスルーでお願いします。

前記事で書いたように179戦未勝利ですが、取り消しが3回ありました。
基本的にこの3戦を除いた179戦の集計です。


まず、騎乗した騎手は、のべ32人。
最多騎乗は伊藤晋騎手で40回、次いで武藤騎手の37回、山田雄騎手の15回、寺地騎手の8回となってます。
リーディング上位騎手では、下原さんが3回、真吾ちゃんも3回騎乗しています。
小牧毅・米田幸・保利良なんて名前も見えます。


これだけの連敗をしている馬だけに、1人気になったことなんてあるの？と思いますが、3回1人気に推されたことがあります。
ただし、1回を除いて名古屋時代なので2歳時と3歳の早い時期なんですが・・・・・
最後の1人気は2008年の6月17日、カンムリホルダー7歳時の姫路D6戦の1400mで6着でした。
ちなみに若かりし頃の2度の1人気時の着順は6・3着でした。

1人気以下の人気回数もメモっておきます。

1人気・3回、2人気・2回、3人気・5回、4人気・7回、5人気・10回、6人気・18回、7人気・22回、8人気・34回、9人気・26回、10人気・17回、11人気・23回、12人気・12回。

以外に最低人気にはなってないのがわかりますね。


人気ときたら、着順です。（笑）
1着はもちろん0回なんですが、179戦0-6-11-162 の162の部分の明細を。

4着・12回、5着・19回、6着・28回、7着・25回、8着・18回、9着・25回、10着・19回、11着・9回、12着・7回。

意外にどころか、7回しかドべたになってないやん・・・・・
179戦中48回は掲示板に載って賞金稼いでるし。
馬主孝行とはいいませんが、179連敗馬の競走生活で約25％が掲示板ってのも意外な気がします。
でも、よく考えるとあと一歩の成績続きだからこそ179戦もできた訳で・・・・・。


出走競馬場は、名古屋13戦・園田145戦・姫路21戦で、良馬場で104戦・稍重33戦・重28戦・不良14戦しています。

距離別に見ると800m戦が2戦・1230m戦が6戦・1400m戦が171戦でレース走破距離は248380mでした。

1230mの持ち時計は1:20.3（最遅時計は1:23.9）、1400mの持ち時計は1:31.6（最遅時計は1:38.9）で、着差は最も惜しい時がタイム差なしのアタマ差、最大が4秒0差でした。

馬体重は最小406kg（2006/2/22）、最高が458kg（2007/10/3）でその差52kgもあるんですが、当然ながら増えたり減ったりしていて最終レース時は427kgでした。


カンムリホルダー　父ロングニュートリノ　母グロウゲンザン　母の父リヴリア

優勝劣敗という競馬本来の性格上、連敗馬を取り上げるのもどうかなぁと思ったんですが、ベッタばっかりじゃ早々に淘汰される訳で、いつもソコソコに走って、勝てなかったけど179戦を闘いぬいて、彼女が手にした乗馬への道ではなかったかと思います。
一旦、用途変更になるとその先はどうなるかわかりませんが、乗用馬として平穏な日々を過ごしてくれることを願うのみです。

危機的状況が続く地方競馬において、話題を提供してくれた馬でもあります。
改めて、カンムリホルダーにおつかれさまと声をかけたいと思います。

おつかれさま、カンムリホルダー。
第二の馬生（？）もがんばって！