今週の中央転厩馬

9月9日付です。

ひさびさに今週は1頭いてました。

クリノスレンダー（牝4）
　父　タヤスツヨシ
　母　ポーラーフライト
　母の父　サンダーガルチ


2010年8月11日 B1B2 3歳上 1着時 （川原正一騎手）

美浦・高橋義博厩舎へ転厩　地方成績 12戦 2-1-0-9 （兵庫成績 4戦 2-1-0-1）


2008年の夏にJRA新潟でデビュー。
内田博騎手騎乗3人気でデビュー勝ちを飾り、続くOPのダリア賞は半馬身差の2着。
続いて小倉2歳Sへ向かうも大差で最下位にやぶれ、ここから2勝目を目指す闘いが始まります。

OP特別7着の後、自己条件である500万下で14戦するも0-0-0-14・・・・・大井へ転厩となります。
ところが大井で8戦するも0-0-0-8と振るわず、再び転厩となり兵庫へやってきました。

兵庫初戦は7月6日のB2戦。
JRA新馬勝ちの実績があるとはいえ、それ以降25連敗とあれば早熟と見られても不思議なく、9頭立ての7人気で33.6倍という低評価。
ところが茶畑騎手を背にスイスイ逃げるとあれよあれよと言うまに1馬身半差の逃げ切り勝ち。
アッサリと念願の2勝目を手にします。

続くB1特別戦は好位から抜け出すも後ろからきたピイエフドルチェに差されて2着。
しかし前走がフロックではなく、このクラスでやっていけるチカラがあるところを見せました。

兵庫3戦目は摂津盃の日の最終レース。
1230m戦を好位から抜けて、最終をソツなく勝つ川原さんらしい競馬にしっかり応えて3勝目。

この後、兵庫サマークイーン賞に出走するも、さすがに相手が揃って最下位の9着に敗れていました。




正味、中央500万に戻ってもどうよって気がせんでもないですが、園田で写真を撮って撮られてってのも、何かの縁です。

無事に中央でがんばってくれれば嬉しく思います。