競走馬の肖像・13 「マイネルアクレイム」 [Horse Photo]
1989年の桜花賞は豊の名声を決定づけた桜花賞になりました。
1989年の春なので豊はデビューして2年とちょっと。
しかし前年の桜花賞ではシヨノロマンで2着。
さらに秋には菊花賞をスーパークリークで制し、史上最年少で関西リーディングジョッキーに輝くなど、
すでに天才の声がでていましたね。
この1989年の牝馬クラシック戦線での豊のパートナーは、後のリーディングサイアーであり当時売りだし中の種牡馬リアルシャダイを父に持つシャダイカグラでした。
シャダイと付いていますが、シャダイカグラ自身は社台ファームの生産馬でもなく、馬主さんも社台関連ではありません。
(父のリアルシャダイは競走馬時代から社台総帥・吉田善哉氏の持ち馬です)
新しいファンの方はご存知ないかもしれませんが、当時の阪神マイルコースはスタートしてすぐにコーナーがあるため外枠が圧倒的に不利なコース形態となっていました。
4歳(現表記では3歳)になって2戦2勝のシャダイカグラは桜花賞で圧倒的1人気に押されるも、枠順は不利な大外18番枠。
しかもレースでは出遅れます。
出遅れたものの冷静に最内に入り距離損なくトコトコついていくと直線で末脚を爆発させ、先行抜け出しからほぼ勝利を手中にしていたホクトビーナスを交わし、シャダイカグラは桜の女王に輝きます。
後に豊が語ったところによると本当の出遅れだったようですが、大外枠の不利を克服するためにわざと出遅れたなどと、まことしやかに言われるようになります。
このあたりが武豊ブーム真っ盛りだったのを感じさせますね。
ブームってのは凄くもあり、怖くもあるなと思いますが、これで豊の名声が不動になったのは間違いないところでしょう。
3歳時(現2歳時)に3勝していたシャダイカグラですが、これほどの馬なのにJRA最優秀3歳(現2歳)牝馬のタイトルは取れませんでした。
牡馬相手にデイリー杯(G2)を勝ち、まだ牡牝混走だった阪神3歳ステークス(G1)に牝馬ながら牡馬ラッキーゲランの2着に入った馬がいたからです。
その1988年度JRA最優秀3歳牝馬とはアイドルマリー。
父がニチドウアラシで母の父がエルセンタウロという昔懐かしい社台血統で、sonodayaが大好きな馬でした。
正直、シャダイカグラよりアイドルマリー応援してたぐらいです・・・・・
我ながら、この頃は3歳チャンプ好みやったんやねぇ、青かったなぁと思います。
なんせ豊とシャダイカグラのコンビにコテンパンにやられちゃいましたから・・・・・笑
そのアイドルマリー、桜花賞は天才豊のパートナー・シャダイカグラの前に良いところなく6着に敗れますが、オークス前の4歳牝特に出走しファンドリポポの2着となります。
この時の枠連6-7・3040円は今思っても美味しい馬券でしたね。
しかし本番オークスでは距離もあって14着の惨敗・・・・・
肝心なところで勝てず、4歳以降はOP特別1勝のみで繁殖に上がりました。
残念なことにアイドルマリーは繁殖に上がっても、自身を超える大物を送ることは出きませんでした。
サンデーサイレンスとの間に生まれたスターマイサドルには期待したんやけどねえ・・・・・
さて今日の主役マイネルアクレイムです。
マイネルアクレイム 父ダンスインザダーク 母アイドルタレント 母の父ワッスルタッチ
母アイドルタレントはアイドルマリーの3歳下の異父妹。
大物はでていませんが、アイドルマリーやアイドルタレントの母ダイナマリーから続く一族は堅実に走っているようですね。
マイネルアクレイムもJRA→園田→福山と渡り歩いて、昨年の春から再び園田で走っています。
ここまで103戦 10-7-15-71 の戦績。
もう8歳で戦績からも、いつどうなるかわからない馬なんですが、あのアイドルマリーの甥っ子がそこを走っていると思うと、そこはかとなく嬉しくなってくるsonodayaです。
競馬ファンとしては邪道かもしれませんが、sonodayaはそういう競馬の楽しみ方が大好きです。
故に血統も大好きです。
好きな馬の子孫とはそんなもんですよね。
みなさんは、そうお思いになりませんか?
1989年の春なので豊はデビューして2年とちょっと。
しかし前年の桜花賞ではシヨノロマンで2着。
さらに秋には菊花賞をスーパークリークで制し、史上最年少で関西リーディングジョッキーに輝くなど、
すでに天才の声がでていましたね。
この1989年の牝馬クラシック戦線での豊のパートナーは、後のリーディングサイアーであり当時売りだし中の種牡馬リアルシャダイを父に持つシャダイカグラでした。
シャダイと付いていますが、シャダイカグラ自身は社台ファームの生産馬でもなく、馬主さんも社台関連ではありません。
(父のリアルシャダイは競走馬時代から社台総帥・吉田善哉氏の持ち馬です)
新しいファンの方はご存知ないかもしれませんが、当時の阪神マイルコースはスタートしてすぐにコーナーがあるため外枠が圧倒的に不利なコース形態となっていました。
4歳(現表記では3歳)になって2戦2勝のシャダイカグラは桜花賞で圧倒的1人気に押されるも、枠順は不利な大外18番枠。
しかもレースでは出遅れます。
出遅れたものの冷静に最内に入り距離損なくトコトコついていくと直線で末脚を爆発させ、先行抜け出しからほぼ勝利を手中にしていたホクトビーナスを交わし、シャダイカグラは桜の女王に輝きます。
後に豊が語ったところによると本当の出遅れだったようですが、大外枠の不利を克服するためにわざと出遅れたなどと、まことしやかに言われるようになります。
このあたりが武豊ブーム真っ盛りだったのを感じさせますね。
ブームってのは凄くもあり、怖くもあるなと思いますが、これで豊の名声が不動になったのは間違いないところでしょう。
3歳時(現2歳時)に3勝していたシャダイカグラですが、これほどの馬なのにJRA最優秀3歳(現2歳)牝馬のタイトルは取れませんでした。
牡馬相手にデイリー杯(G2)を勝ち、まだ牡牝混走だった阪神3歳ステークス(G1)に牝馬ながら牡馬ラッキーゲランの2着に入った馬がいたからです。
その1988年度JRA最優秀3歳牝馬とはアイドルマリー。
父がニチドウアラシで母の父がエルセンタウロという昔懐かしい社台血統で、sonodayaが大好きな馬でした。
正直、シャダイカグラよりアイドルマリー応援してたぐらいです・・・・・
我ながら、この頃は3歳チャンプ好みやったんやねぇ、青かったなぁと思います。
なんせ豊とシャダイカグラのコンビにコテンパンにやられちゃいましたから・・・・・笑
そのアイドルマリー、桜花賞は天才豊のパートナー・シャダイカグラの前に良いところなく6着に敗れますが、オークス前の4歳牝特に出走しファンドリポポの2着となります。
この時の枠連6-7・3040円は今思っても美味しい馬券でしたね。
しかし本番オークスでは距離もあって14着の惨敗・・・・・
肝心なところで勝てず、4歳以降はOP特別1勝のみで繁殖に上がりました。
残念なことにアイドルマリーは繁殖に上がっても、自身を超える大物を送ることは出きませんでした。
サンデーサイレンスとの間に生まれたスターマイサドルには期待したんやけどねえ・・・・・
さて今日の主役マイネルアクレイムです。
マイネルアクレイム 父ダンスインザダーク 母アイドルタレント 母の父ワッスルタッチ
母アイドルタレントはアイドルマリーの3歳下の異父妹。
大物はでていませんが、アイドルマリーやアイドルタレントの母ダイナマリーから続く一族は堅実に走っているようですね。
マイネルアクレイムもJRA→園田→福山と渡り歩いて、昨年の春から再び園田で走っています。
ここまで103戦 10-7-15-71 の戦績。
もう8歳で戦績からも、いつどうなるかわからない馬なんですが、あのアイドルマリーの甥っ子がそこを走っていると思うと、そこはかとなく嬉しくなってくるsonodayaです。
競馬ファンとしては邪道かもしれませんが、sonodayaはそういう競馬の楽しみ方が大好きです。
故に血統も大好きです。
好きな馬の子孫とはそんなもんですよね。
みなさんは、そうお思いになりませんか?
2010-08-05 15:47
nice!(5)
コメント(2)
ご訪問ありがとうございました~
by pi-ro (2010-08-05 18:07)
pi-roさん
こちらこそご丁寧にありがとうございます。
by sonodaya (2010-08-05 18:46)