第49回 菊水賞

今年の3歳世代では、やはり抜けた存在でした。



新年度になって初めて園田に来ました。
「ひょっとして六甲盃以来じゃないの？」と思いましたが、ハルイチバンを撮りに3/9に来ていました。

とは言え1ヶ月以上ぶり・・・とーぜんコレも初めて見ました。


噂の実況席でTアナが立って実況していたり・・・確かに雨だと大変ですね。(・・；)

我々はゴール前あたりにいるのですが、屋根のある退避場所が無くなってしまいました。

今までは映像ルームの前にいましたが、さて雨の日などはどうしましょうかねぇ・・・半年とはいえ、現実的な問題です。


夏場にゴール前にずっといる訳にもいかず、条件の厳しそうな日は、残念ながら自重せざるを得ない時もありそうに思います。こればっかりは仕方ないですね。

まぁ、それは追々考えるとして、菊水賞です。

当然ながらデビューから5連勝で負け知らず、昨年の2歳チャンプ・マジックカーペットが抜けた1人気。
2人気にブレイブコールで5.6倍、3人気のナチュラリーからは早くも二桁オッズの10.9倍、以下イオタイザン、スリーピーアイでした。

抜けた1人気だったマジックカーペットでしたが好事魔多し、前の残りそうな今日の馬場で衝撃の出遅れ。
見ているこちらまで声が出そうになりましたが、押して5番手まで上がって馬群の中へ。

レースはスローで淡々と流れてブレイブコールが如何にも楽そうに見えましたが、マジックカーペットが4角外から進出して直線を向くと、半ばでブレイブを捉えて1馬身1/4差をつけて一冠目を制しました。

マジックカーペット　父 ファスリエフ　母 スズノメガミ　母の父 Wild Rush

出遅れに対する鞍上の好判断と馬の能力への信頼、またそれに応えたマジックカーペットも素晴らしかったですね。出遅れが無ければもっと楽に勝ったでしょうし、出遅れが却ってこの馬の強さを際立たせたように思います。


次の目標は兵庫ダービーで、兵庫CSは馬の状態と相談して・・・という範雄先生のお話でしたが、ほぼほぼ兵庫ダービーで決まりなんでしょうね。

無敗のダービー馬を見てみたい気もするし、兵庫CSに地元最強馬が出ないのも寂しい気がしますが、「じっくり育てたい」という範雄先生の言葉を信じて、先の楽しみに取っておきましょうかね。

マジックカーペット号関係者の皆さま、おめでとうございました。