第17回 園田クイーンセレクション

遅くなりましたが、昨日のクイーンセレクションを。



第17回園田クイーンセレクションが行われました。

ここ2年は地元勢（と言うよりトーコー勢）が連勝していましたが、その前の2年は名古屋勢が2連勝、その前はマンボビーン（もう5年前!）ですが、さらにその前が笠松所属馬と、私の中では、なんとなく名古屋・笠松の馬が走るという印象のクイーンセレクション。

今年もライデンリーダー記念1・2着のキニナルーイ・ベッロポモドーロが出走で、どちらも人気だろうと思っていたら、1人気はスマイルプロバイドで、2人気もランランランと地元勢が1・2人気。

個人的には、「あれ、そうなの？」という感じでしたが、いやはや園田ファンの皆さんはよくご存知。

2番手を進んだスマイルプロバイドが、直線で逃げたキニナルーイ、川原さん騎乗のランランランを捉え、後ろから差してきたベッロポモドーロをアタマ抑えて勝つのですから。




スマイルプロバイド
　父　ゴールドヘイロー
　母　ライサムード
　母の父　ブラックタイアフェアー

通算9戦6勝、デビューから3連勝はいずれも逃げ切り、1人気で出走したプリンセスカップはハナ切ったものの、向正面で交されてから下がっていって8着と大きく期待を裏切りました。


次のアッパートライは1700で最下位、1400に戻っての若駒賞で3番手を進み、直線もがんばって4着と収穫のあるレースの後、ここ2戦は番手から抜け出すという成長を感じさせるレース内容で2連勝。

相手強化のここも正攻法で押し切りました。


スマイルプロバイドでのプリンセスカップで1人気に応えられなかった杉浦J。
自身初重賞が掛かっていただけに悔しかったでしょうが、それをバネにマイタイザンで若駒賞を制すると、ノブタイザンでジュニアカップと地元2歳重賞を制し、今回スマイルプロバイドでプリンセスカップの雪辱を晴らす大活躍。
2歳牡牝の有力馬すべての鞍上にはこの人がいる訳ですから、春が待ち遠しいことでしょう。
ま、悩ましい選択を迫られるかもしれませんがね。^^



しかしながら、馬も人も短期間でこんなに成長するんですね。
若駒に若武者、今年が楽しみです。

スマイルプロバイド号関係者の皆さま、おめでとうございました。