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第52回 のじぎく賞 【 GRANDAME-JAPAN 2014 3yo Season 】 [Race Photo]

「野路菊」は兵庫県の県花です。



" 野路菊 " が県花に選ばれたのは昭和29年(1954年)のことだそうで、県の木(クスノキ)が昭和41年、県の鳥(コウノトリ)が昭和40年らしいので、県のシンボルとしては最も早くに制定されていたようです。

こうして改めて見てみると、兵庫県競馬には県のシンボルと同じく「のじぎく賞」あり、「楠賞」あり・・・・・やっぱり「コウノトリ賞」がなくなってしまったのは、残念に思いますね。

そんな野路菊、実際には11月頃咲くんだそうですが、この日の園田では季節はずれの満開。
GRANDAME-JAPAN 3歳シーズン 最終戦である関東オークス(Jpn2)の直前に行われる「のじぎく賞」、今年はポイント上位勢が揃って出走してくれました。

お約束的に、まずは「のじぎく賞」前の6戦を終えた時点でのポイント確認を・・・・・

コパノバウンシ(大井) 24pt
トーコーニーケ(兵庫) 20pt
クロスオーバー(高知) 15pt
シャークファング(大井) 10pt
ワンダフルタイム(船橋) 8pt

GRANDAME-JAPNにおける「のじぎく賞」でのポイント制は、自地区と他地区で異なっており、上記5頭の中ではトーコーニーケが自地区なので勝って10pt、他の4頭は他地区になるので勝てば15ptの獲得となります。

JRA勢の出走する最終戦・関東オークスで上位に入線するのは、現実的になかなか厳しいので「のじぎく賞」の結果次第で大勢が決します。

そう考えれば上位勢では唯一の自地区馬で、最高でも10pしか獲得できないトーコーニーケにすれば、是が非でも勝っておきたいところですね。(他地区馬は2着で9p、3着でも7p獲得できます)

で、結果は・・・・・


140515_Nojigiku_TokoNike01.jpg


ポンとゲートを出て、プレシャスベガ(2代母はアンティックバリュー)が行くも、内からクロスオーバーがハナへ。
続いてこのレースで上位入線し、突き放したいGDJポイントリーダーのコパノバウンシ、1人気で地元の期待を背負うトーコーニーケは、この後ろの4番手から。

2周目向正面でコパノバウンシが後退、有力馬の早い脱落に驚いているヒマもなく、レースは3コーナーに掛かり勝負どころへ。

逃げるクロスオーバーの外からトーコーニーケが並びかけ、直線に入ると僅かに抜け出し先頭へ。
クロスオーバーがしぶとく粘るも、最後は2馬身半差をつけてトーコーニーケが快勝。
3着には後方から脚を伸ばしたユノエスケープ、コパノバウンシはどうしたことか大差の最下位での入線となりました。少し情報が欲しいですね。


140515_Nojigiku_TokoNike04.jpgトーコーニーケ
 父 キングカメハメハ
 母 ナリタフローラ
 母の父 サンデーサイレンス

通算 12戦 6-3-0-3

主な勝鞍:のじぎく賞・東海クイーンカップ(名古屋)・若草賞(名古屋)・園田クイーンセレクション


トーコーニーケの次走は、兵庫ダービーも視野にあるということなので、関東オークスとは限らないようです。
今回の結果を受けて、改めてポイントを確認し、ニーケが関東オークスに出走しない前提でGRANDAME-JAPAN 3歳女王の行方を考えてみると・・・・・

トーコーニーケ(兵庫) 30pt
コパノバウンシ(大井) 25pt
クロスオーバー(高知) 24pt
ユノエスケープ(兵庫) 11pt
シャークファング(大井) 10pt

単純計算で現在5ptを持っていれば、関東オークス優勝でニーケに並ぶ計算ですが、前述したように現実かなり厳しいと思われますので、10pt以上持っている馬でニーケに追いつくには・・・・・

シャークファングとユノエスケープは優勝が絶対条件、クロスオーバーは4着以上、コパノバウンシは5着以上で、ニーケに並ぶか越えるポイントになります。(ポイントで並んだ場合は最終戦の着順上位馬がシリーズ上位)

ニーケ以外のローテーションを知りませんので、なんとも言えないんですが、のじぎく賞優勝で、かなりGDJ3歳女王に近い位置につけたと思います。


140515_Nojigiku_CrossOver.jpgそれにしても高知のクロスオーバー。

兵庫CS(Jpn2)では、地方勢最先着の6着入線。そこから高知に戻って再び輸送され、ここで見せ場を作っての2着。

そのタフさに頭が下がりますね、滞在競馬させてあげられたらいいのに・・・と思いましたです。

(写真は1周目)


140515_Nojigiku_TokoNike03.jpg早くから期待されていたガイアや、2歳戦で2重賞を掻っ攫ったポセイドンに比べれば、新馬勝ちのあと、プリンセスカップ12着、アッパートライ11着と大敗も経験しているニーケ。

4戦目の若駒賞4着あたりから、安定した成績を残すようになり、今やトーコー三銃士の中では最も多い重賞4勝(ガイア1勝・ポセイドン2勝)。

大敗がある分、この活躍は関係者の皆さんが一番お喜びでしょうねえ。
おめでとうございました。

GRANDAME-JAPANの結果も吉報が届くとイイですね。






今日のナイター初日に行こうかと思っていましたが、トーコーガイア・エイシンナカヤマ・エナエビスが出走を予定していた3歳戦が不成立となったようで、次週のナイター(23日)にスライドするらしいです。

連チャンでナイターはちょっと無理なので、悩んだあげくsonodayaもスケジュールをスライドする事にしました。 今日はトウショウセレクトが出るので、思いっきり悩んだんですが、仕事の面でも来週の方が都合がいいので泣く泣くスライドです。

でもネットで映像見ながら、radikoでOBCその金ナイターってのもイイかなと。 ということで、今日は自宅でトウショウセレクト、応援しています。


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