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さよならサニーブライアン [その他]

1997年の2冠馬サニーブライアンが旅立ちました。


3日の夜、死因は疝痛・・・・・まだ17歳だったそうです。


サニーブライアン
 父 ブライアンズタイム
 母 サニースイフト
 母の父 スイフトスワロー

通算成績 10戦 4-1-1-4
主な勝鞍 : 97 東京優駿(G1) ・ 97 皐月賞(G1)

1997年度 JRA賞 最優秀4歳牡馬(現・最優秀3歳牡馬)


皐月賞が11人気、皐月賞馬として挑んだダービーでも6人気ととにかくフロック視され続けた馬でした。

この年のsonodayaのご贔屓はなんといってもメジロブライト、鞍上・松永幹夫で完璧なご贔屓パターン。
なので、サニーブライアンが弥生賞で3着するまでは完全ノーマーク。
いや、ノーマークと言うより知らん馬やったような気が・・・・・東の馬やしね。( ̄ー ̄;

でも改めて成績見てみると、デビュー勝ちを決めた時の相手がスカラシップ(トニービン×パワフルレディ)やったりしますね。

とにかくミホノブルボン以来5年ぶりに府中2400mの大舞台を逃げ切った馬、それだけで十分立派です。
残念ながら故障でダービー以後の出走は叶いませんでしたが、出走していればようやく実績に見合った人気を獲得していたかもしれませんね。

この世代はブライアンズタイムの当たり年で、シルクジャスティス・マイネルマックスもブライアンズタイム産駒でした。

やっぱりサニーブライアンを語る上で外せないのは大西直宏騎手ですよね。
なんせサニーブライアンでの皐月賞が14年ぶりの重賞制覇(しかも通算2勝目)というんやから・・・・
しかし大西騎手、過去に一度ダービーで2着になっており、それがメリーナイスの勝ったダービーで2着にきたサニースワロー。
サニースワローはサニーブライアンの母の全兄でもあり、この血統と大西騎手との縁(えにし)の深さを思わずにいられません。

さて、引退し種牡馬になったサニーブライアン、代表産駒はカゼニフカレテとグランリーオて・・・・・地味やなあ。
まあ、そんなところもサニーブライアンらしいといえばらしいかもしれません。
現在、地方競馬で走っている現役産駒は20頭。
兵庫では大石厩舎のストロングパワー(同名の別馬がいたような・・・)が唯一のサニブー産駒となります。

110304_StrongPower.jpg
ストロングパワー 父サニーブライアン 母マリーベル 母の父アスワン
2010年4月7日 C3 4歳上 1着時 有馬澄男騎手

上の写真は1年ほど前のものですが、成績はともかくストロングパワーは元気に出走しており、今週水曜のC3戦を走っておりました。(8着)

「父が亡くなると仔は走る」と言うようですが、ストロングパワーの次走、激走するかもですね。




1997年の春には気づかへんかったけど、改めて振り返ってみるとまぎれもない名馬でした。
2冠馬・サニーブライアンに合掌。


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コメント 2

COBRIDER

ようやくブログにも書いたところなんですが、この馬には色々思い出もあります。
でも大西騎手とこの血統との縁については全く気付かずにおりました。

そして、ダービー逃げ切ったのはブルボン以来やったんですねぇ。
・・・・・・(遠い目)・・・・・・

サニブー、安らかに。
by COBRIDER (2011-03-07 17:35) 

sonodaya

COBRIDERさん、こんにちは。

ちなみにブルボンの前は1990年のアイネスフウジンで、サニーブライアン以降ダービーを逃げ切った馬はまだ出ていませんね。

基本差し馬好きな私ですが、腹の座った逃げは見てて気持ちがいいですね。


by sonodaya (2011-03-08 08:35) 

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