第3回 兵庫サマークイーン賞

GRANDAM-JAPAN 古馬シリーズ 第2戦

第3回 兵庫サマークイーン賞が猛暑の園田競馬場で行われました。

いつもどおりパドックからいきましょうかね。





夏は牝馬と言いますが、馬体重に大きな変動のある馬もなく各馬それぞれのデキに見えました。
エレーヌはちょっと煩いかなと思わせたものの、周回を重ねるにつれ少しずつ落ち着いてきて連戦の影響はあまり感じさせませんでしたね。
ま、トウホクビジン同様、年がら年中走ってるみたいなもんですからね。
怪我だけは気をつけて欲しいものです。
キーポケットも-4で、ここ目標らしい仕上げでチカラはだせそうな感じ。
ダイナマイトボディはどうも去年クイーンカップを勝ったときの調子にない感じ。
ここ数戦は相手も強かったんですけど、牝馬同士ってのが唯一のプラス条件でちょっと買いづらい雰囲気でした。

返し馬からは2頭。



「美人」メンコが印象的なトウホクビジンと、昨年3歳ながら2着のバージンサファイアです。
バージンサファイアは430kgぐらいの線の細～い華奢な牝馬で、「これでこれだけ走るん？」みたいな印象の馬なんですけど、返しも素軽くて、この日はなかなかいい感じでした。


さて、そうこうしてるあいだにファンファーレ。



一週目断然人気のキーポケと3歳女王エレーヌは雁行するような形でオープニングラップを刻んでいきます。



GRANDAM-JAPAN古馬シーズン初戦に勝利し、満を持しての地元戦。
負けられないキーポケットだったんですが・・・・・


エレーヌ　父ダイタクリーヴァ　母トラックマグナ　母の父アラジ　笠松・山中厩舎所属

前記事でもお伝えしたように、キーポケットは右ムチに大きくヨレてしまい痛いロス。
内目の馬場をしっかり駆け抜けたエレーヌが2戦目にして古馬混合重賞に勝利しました。



これで重賞8勝目、すっかり女傑の風格・・・・・・と思いきや、



こんな破格のファンサービスまでしてくれちゃうエレーヌちゃんです。
この馬、ファン多いと思うわ～。（＾＾）



クイーンセレクションの落馬がなければ兵庫で3つ重賞を持っていってたかもしれないエレーヌ。
のじぎく賞と今回のサマークイーン賞で筒井騎手もすっかり借りを返しました。

GRANDAM-JAPAN 古馬シーズンの行方も楽しみになってきました。

以上、兵庫サマークイーン賞でした。