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第11回 兵庫若駒賞 [Race Photo]

若手であっても、ベテランであっても、初重賞の瞬間に立ち会うのは良いものですね。


第11回 兵庫若駒賞が行われました。

プリンセスカップに勝ったリリコが1人気、デビューから2連勝のフセノピュアが2人気。
以下、下原J騎乗のアヴニールレーヴが3人気、田中学J騎乗のテツが4人気で、ここまでが単勝10倍以下という人気でした。

ゲート出て、中段からの競馬になったリリコは初手から厳しい位置取り。
アヴニール・フセノ・テツは、すんなり先行で人気上位馬による決着も十分と思われましたが、これらの馬を見るように内々で虎視眈々、直線鮮やかに抜け出したのは、なんと7人気で未勝利馬のテンマダイウェーヴでした。

IMG_30608.jpg

IMG_30623.jpgテンマダイウェーヴ
 父 カネヒキリ
 母 スイートレジーナ
 母の父 キンググローリアス

新井隆太厩舎

通算成績 5戦 1-2-1-1
主な勝鞍 兵庫若駒賞


終ってみれば3年連続となる未勝利馬による重賞制覇でした。
今日のメンバーで未勝利馬は3頭、7人気のテンマダイウェーヴ、8人気のホマレボシセーラ、11人気のカンビアーレでしたが、テンマダイウェーヴが勝ち、ホマレボシセーラも4着と気を吐きました。



IMG_30690.jpgテンマダイウェーヴ鞍上の渡瀬和幸Jはデビュー20年で、嬉しい重賞初制覇となりました。

今年は6月に調教中の事故による骨折で長期休養があり、復帰は9月。
インタビューでも「結構ツラかった」と仰っていましたが、人生良い事も、悪い事も半分半分。事故も運命なら、事故を乗り越えた先の重賞制覇もまた運命なのかもしれませんね。

本当におめでとうございました。
心より祝福させて頂きます。


テンマダイウェーヴ号関係者の皆さま、おめでとうございました。




コメント(2) 

コメント 2

COBRIDER

若駒賞、とてもいいレースでした。
私のご贔屓フセノピュアは見せ場すら作れず沈んでしまいましたが、渡瀬騎手の豪快な追いに応えて力強くトップゴールしたテンマダイウェーヴ、凄い脚でした。
渡瀬さんのガッツポーズも印象的、やはり重賞を勝つというのは特別なものなのですね。
苦労人が手にした勲章に、こちらも思わず涙を浮かべてしまいました。

今年の2歳はレベルが高いような気がします。
良い馬がとても多いです。
来年の重賞戦線が早くも楽しみになりました!
by COBRIDER (2018-10-19 09:27) 

sonodaya

> COBRIDERさま

コメントありがとうございます。

フセノピュアは逃げて2連勝だったので、ちょっと厳しい展開になってしまいました。ゲートでテツに張られてリズムが狂ったようですが、早々に手応えも怪しくなってしまいましたね。

小柄な牝馬だけに、ちょっと可哀そうでした。
またスムーズなレースで期待したいところです。


by sonodaya (2018-10-19 09:52) 

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