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笠松ワンダーランド 【前編】 [雑談・雑感・ひとりごと]

笠松は、少し特別な競馬場です。

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なんといってもオグリキャップの故郷ですから・・・・・。

競馬ファン歴も四半世紀になると、いろいろな事が起こるもんで、よもや今になって笠松に行こうとは思ってもみませんでした。

数年前まではサラリーマンやったんで、そもそも平日開催の地方競馬には行けるはずもなく、全くリアル感の無い場所やったんですが、今では地方ばっかりになってしもて・・・・・人生って判らんもんです。

競馬というのは、ブームや名馬とからませて世代を語ることが多いですよね。
これってシンザンあたりからでしょうか?

1964年に4歳クラシックを走ったシンザンを60年代とすると、70年代は1973年4歳のハイセイコー、80年代は1988年のオグリキャップ、90年代は世代というほどではないかもしれませんが1994年のナリタブライアン、2000年代は言わずと知れた2005年のディープインパクト、現在進行形の2010年代はオルフェーブルかもしれませんね。

シンボリルドルフが84年、ミスターシービーが83年にトリプルクラウンを達成してますが、ルドルフ世代とかシービー世代と言わんような気がするのは、三冠を凌ぐものがオグリキャップにあったんでしょう。
個人的には、シービーやルドルフが徐々に掘り起こして、オグリで第二次競馬ブームがドッカン来たと思ってます。

私なんぞは、そのオグリキャップの活躍と共に競馬の世界にハマっていったので、まぎれもないオグリキャップ世代であります。

オグリ世代にとって、オグリはリアルで、ルドルフやシービー(特に皇帝)はレジェンド的な存在でしょうか。ハイセイコーとかシンザンは、また違うんですよねえ・・・・上手く言えませんが。

さて、88年はすでに社会人やった私なので、自分の意思で競馬場にも行ける歳やったんですが、ルドルフやシービーの頃は中高生やったんで競馬場なんて行ったことも無かったです。

でもね、身内の大人に連れられて、その頃に競馬場に行ってた同年代の競馬ファンがおるんですわ。
で、両三冠馬を見てたりするんですよねえ、これが。
sonodayaは親父がお堅い人やったんで、そんな関係を心底羨ましいと思ったもんです。

もうチョットで見れたけど見れなかった。

この諦めきれない思いが、ルドルフとシービーへの憧れを増幅するんですよ、きっと。
私の場合、それが後にトウカイテイオーとヤマニングローバルへ向わせる事になった気がします。


おっと、「笠松ワンダーランド」のはずが、「競馬世代論」になっとる・・・・・( ̄ω ̄;)
「誰もおっさんの回顧録なんて聞きとーないぞ・・・」という事で、とっとと笠松いきましょう。


140422_kasamatsu_02.jpg7時前に家をでて、やってきました笠松競馬場。
車で概ね3時間ほどで到着。佐賀に比べりゃ全然近いです。

当たり前か・・・( ̄ー ̄;




140422_kasamatsu_03.jpg入って左手を見るといきなりオグリキャップ像がドデンと迎えてくれます。馬の銅像はアチコチで見ますが、これは躍動感ある感じでなかなかの銅像なんじゃないでしょうか。

ちなみに入場料はnetkeiba.comのオンラインクーポンで無料でございました。


140422_kasamatsu_04.jpg140422_kasamatsu_05.jpgオグリ像の前を通り過ぎて、ズズズイっと奥へ進むと左手に巨大なパネルが2枚。ラブミーチャンとオグリキャップですね。



展示してある・・・と言うより、シャッター街の目隠しのような気がせんでもないですが。

でも競馬においては、やはり馬がコンテンツの中心なので、オグリキャップを筆頭にライデンリーダーやラブミーチャンなど最強の財産ですね。

笠松の活躍馬を調べてみると、知った名前がいっぱいでてきますが、上記3頭とオグリローマンを除くと、個人的にはトミシノポルンガが一番懐かしかったです。

園田ファンになって思いますが、少し嫉妬してしまうぐらい笠松は「名馬・名手の里」ですね。

140422_kasamatsu_06.jpgゴール前到着。
ファンエリアの端からスタンド方向を望んでいます。
スタンドと走路がスゲー近いです。

この写真で奥に見えているスタンドは、多分私と同い年ぐらいではないかと推測され・・・・・


地方競馬はどこも厳しい経営が続いているので、中央のような綺麗な施設は望むべくもないです。
そりゃ綺麗に越したことはないんですが、昭和の香りが残る施設を見るのもいいもんです。

それはそれで見る価値があると思うんですが、本当はそれだけでは将来がないんですよね。
かといって素人の私などに妙案は有るはずもなく、せいぜい面白おかしくブログ書くぐらいしかできないんですが、関係者の皆さんの努力が実を結んで、全国の残された地方競馬が細々とでも続きますようにと願うばかりです。

・・・・・・・・・・。


さ、パドックへいきましょう。

140422_kasamatsu_07.jpgパドックは内馬場にあります。近くまで行って馬を見れるのかと思いきや行けないそうです。sonodayaが訪れた競馬場の中では、多分馬場との距離が一番近い競馬場ですが、パドックは一番遠い競馬場っすね。

ジョッキーの皆さんはマイクロバスに乗って装鞍所からパドックにやってきます。ある種衝撃の光景でした。

140422_kasamatsu_08.jpg園田にもありますが、「小さいお子さんはコチラ」的施設。ちょっと「ちびっ子ひろば」の文字が怖いです。

でもよく見ると、右のパンダとうさぎの目が・・・・・こっちのんが怖かったっす。( ̄ェ ̄;)
(興味ある方は、写真をクリック)


140422_kasamatsu_10.jpg140422_kasamatsu_09.jpg左の写真ねえ・・・何やったかな?昔何か売ってたって聞いたんやけどなぁ・・・忘れました、すみません。今はやっぱり無人です。

右は、もう営業してませんでしたが喫茶室だったようです。なんというか、インベーダーゲームが似合う、そんな空間でございました。

140422_kasamatsu_20.jpgお昼は同行の方々と日替ランチをいただきました。(カフェ・イル・ファンティーノかな?)

その後、腹が減ったら ” どて飯 ” でも・・・と思ってましたが、さすがにムリでした。どて飯は次回に取っておきます。

昔は食べれたと思うんですけどね・・・・・。



・・・と、いう事で前半のいらん回顧録が災いして、えらく長くなってきました。
書いてる本人がダレてきたんで久々に分けることにします。

続きは【後編】にて。
たぶん近日公開です・・・(; ̄ー ̄)ホントニ?



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コメント 2

とっぷぼん

自分もいつかこんな紹介をブログでしようと思い、はや数年。
ありがとうございます。
あっあの空間は、関西風きしめん屋ですね。右の喫茶は味噌カツが美味しかったんですが。どちらもざんねんです。
by とっぷぼん (2014-04-28 01:04) 

sonodaya

>とっぷぼんさま

これはこれはコメントありがとうございます。
お恥ずかしい限りです。

きしめん屋でしたか、すっかり忘れていました。
きしめんに味噌カツ、どちらも中京圏らしい食べ物で、惜しいですね。

また御一緒させていただく時もあろうかと思いますので、その時はよろしくお願いします。^^;


by sonodaya (2014-04-28 08:34) 

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