SSブログ

アルドラゴン回顧・後編 [Horse Photo]

アルドラゴン・ダートの雄姿、後半です。


後編は、ちょっと後味が悪くなってしまった、あのレースから。



2010年12月2日 「園田金盃」

101202_03.jpg
1人気/2着 (勝ち馬・スマイリングフィル) 園田ダ1870m 良

横綱相撲で押し切るかと思われたアルドラゴンでしたが、スマイリングフィルにハナ遅れました。
直線に入ってから、外のスマイリングフィルが終始内へ刺さって、ずっと押圧されていましたね。
最終的には、失格等にならず到達順位のとおり確定しましたが、外から押されて、内はもうラチなので逃げ場もなく・・・・・むしろ怯まずにハナの勝負まで、よく持ち込んだものと思います。

ま、これも競馬・・・・・それがすべてです。



2010年12月28日 「兵庫ゴールドトロフィ(Jpn3)」 園田ダ1400m 5人気/8着 (勝ち馬・トーセンブライト)

この時は撮りにいってない訳ではなくて、勝ち馬の写真もちゃんとあるんですが、アルドラゴンの写真があまりなかったんですよねえ。
パドックとか、返しとかはあるんですが、肝心のレースでの姿が・・・・・ない。
1周目はラブミーチャン撮って、最後は勝ち馬、8着に沈んだアルドラゴンの姿は撮れるはずもなく・・・・・。



さて、年は変わって今年・2011年に入ります。

2011年4月14日 「サンケイリビングカップ A1 4歳上 特別」

110414_01.jpg  本馬場入場時のアルドラゴン。

  馬場先入れで1~2角へ一直線ていうのは、なかった気がしますが、
  どうやったでしょうね?



110414_02.jpg
1人気/1着 (2着馬・バージンサファイア) 園田ダ1700m 良

このレースが、今年の初戦で兵庫GT以来、3ヶ月半ぶりでした。
兵庫大賞典に向かう前のひと叩きでしたが、順調に使われているキヨミラクル以下に完勝。

10歳になって、年齢的な衰えはないとは思いませんが、それでも「さすが、まだまだアルドラゴンはアルドラゴン」と思わせるだけのものもあったレースでした。

しかしながら、アルドラゴンが出走しない間に、株を上げた馬がいて、それがレッドッゾーン。
J交「川」特別で1着となり、六甲盃ではアルドラゴンが歯が立たなかったマルヨフェニックスの2着、その後A1A2の混走戦でコスモハレルヤ・ハイパーフォルテといったあたりを退けて、勢いにのって兵庫大賞典でアルドラゴンと激突することになります。



2011年5月5日 「兵庫大賞典」

110505_01.jpg
2人気/2着 (勝ち馬・レッドゾーン) 園田ダ1870m 良

110505_02.jpgダートグレード競走や、地区交流重賞などで1人気を譲ることはありましたが、同じ兵庫の馬に1人気を譲ったのは、園田JBC前の「おいしいネ兵庫の牛乳もう一本特別」以来の事。
あの時は短距離王ベストタイザンに挑戦する立場だったので、実力を認められてからでは、このレースが初めて「アルドラゴンは絶対」の看板が外れたレースになりました。

しかも結果も、そのとおりになってしまったので、寂寥感の残る兵庫大賞典でした。



2011年6月9日 「スカパー!255特別 A1 4歳上」

110609_01.jpg  この日の勝ち馬紹介した時にも書きましたが、前走に続き2人気でした。
  しかしながら、いくらエーシンブイムードが2連勝中とはいえ、

  「このメンツで単2.1倍は失礼じゃないの?」

  と思うと無性にアルドラゴンを応援したくなりましたね。

110609_02.jpg
2人気/1着 (2着馬・エーシンブイムード) 園田ダ1400m 良

レースは中段から行って、徐々にポジションを上げ、4角を2番手で廻り、直線に入って先頭の1人気エーシンブイムードを捉えると、一気に3馬身切って捨てて快勝。

このメンバーで、一瞬でもアルドラゴンを疑った自分達に、そのチカラを誇示するようなパフォーマンスでした。

が、しかし・・・・・
このレースが現役最後のレースとなってしまいました。

ま、これだけの馬ですから、アッサリと負ける姿なんて見たくないです。
そういう意味では、このタイミングでの引退は良かったんではないかとも思います。

この最後のレースは、本年6月9日の第9レースでした。
そして次のレース、第10レースはオオエライジンが圧勝する兵庫ダービーです。

今にして思えば、この9レースと10レースを境に、時代が移ったんですね。
勝負の世界なんで、倒し倒されながら、時代が移っていくのが常態なんですが、こんな移り変わりもあるんですね。

まるでバトンタッチをするような・・・・・。
しかも、龍から雷神へなんて、絵になりすぎですよね。

アルドラゴン・チャンストウライ・ベストタイザンを3強として、それぞれのご贔屓を応援出来たこと、その後を生え抜きのオオエライジンが受け継ぎ、さらに大きな夢をファンに見せてくれること。

・・・・・園田ファンは、本当に幸せです。


アルドラゴンだけじゃなくて、一足先に引退してしまったチャンストウライ、移籍してしまったけど、まだまだ北の大地でがんばるベストタイザン、この3頭に心からの感謝を送りたいと思います。

おつかれさま、本当にありがとう。

written by sonodaya

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。