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一枚の馬券 No.6 [一枚の馬券]

1991年5月26日・・・・・


このネタ、実に昨年7月以来です・・・・・

忘れてた訳でもないんですが、画像だけ用意して、チョット書いて、「後はボチボチ書いたらええかな」と思ったが最後、書き足されることなくあっという間に10ヶ月が過ぎ去ったってのが事実。

まあ個人のブログなんて、皆さんそんなもんちゃうんかなぁと思ったり・・・・・。
しかしながらオタオタしてるとあっさり ” 一年ぶり ” みたいな事になりそうなので少し時間を「見つけては書き、見つけては書き」で、ようやく日の目を見ることになりました。

さて、そんな一枚の馬券【帝王シリーズ】の2回目。
もうこんなシリーズ忘れてしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。

(ん?  いつから【帝王シリーズ】に・・・・・) ( ̄ー ̄;


前回( コレ )が皐月賞だったので、今回はもちろんこのレース。
すべてのホースマンが目指す生涯一度の頂点、府中2400m・東京優駿であります。

緑も深くなってきて、実際今年もいよいよダービーですね。
このネタだけに今のタイミングで書きあげとかんと、また1年ほったらかしで、果ては2年ぶりとかになるかもしれん・・・・・。(- -;)

910526_JpnDerby_TokaiTeio.jpg

府中2400mのレースは数あれど、生涯一度きりの特別な2400mに出走するテイオーは、皐月賞に引き続き単枠指定。
そのためトップバッターで挑んだ抽選で転げ出たのは、またしてもピンク・・・つまり大外20番枠確定という訳です。

皐月賞の時にも書きましたが、トウカイの勝負服にはピンク帽が良く似合います。
しかしながらフルゲートの大外は誰しも欲しい訳じゃないでしょうから、関係者には非常に気の毒。
似合うとか、以前に「勘弁してくれよ」って感じだったでしょうね。

春のクラシック2戦で大外が連続する確立は約1.6%ほど(単枠指定のため)、こうなると競馬の神様も「トウカイの勝負服にはピンク帽」と思っていたに違いないと考えたり・・・・・。

そんな中、テイオーは当然の1人気、2人気には皐月賞組を押しのけ、当時まだOP特別だった青葉賞を勝ってきた、後の菊花賞馬・レオダーバン、3人気は皐月賞2着のシャコーグレイド、以下イイデセゾン・ソーエームテキ・シンホリスキー・コガネパワーの順。

sonodayaの馬券は、テイオーからソーエームテキ・コガネパワーだった気がします。
改めて調べてみると5-8・6-8だったようですね。


写真の単勝馬券を見ると阪神で買っているようなので、「場外の阪神へ買いにいったんやろな」と思うんやけど、すっかり忘れてしまってます。(ダービーの裏は京都開催なので・・・)
この年の阪神は前年の6月から、この年の12月まで大改装工事をしてたはずで記憶に残っててもいいんですけどねえ。
すでに20年前から日々ボォーっとお気楽に過ごしてたんでしょうかねえ。
その分、今苦労させられてる気がせんでもないですが・・・・・。

そんな誰も興味ないヘタレ馬券親父の話はともかく、話をダービーに戻すと上位人気に関西の3歳チャンプ・イブキマイカグラの名前がないのに気付きますね。

調べてみると皐月賞の後、NHK杯(G2・府中2000m・当時)に出走して快勝したものの、ダービー前に骨折して本番への夢は絶たれていました。
sonodayaの中で、リアルシャダイの仔に怪我が多いイメージなんは、案外この馬がイメージ植えつけてんのかもしれません。

でもイブキマイカグラに関わらず、当時はやたらに有力馬が故障していた気がしますね。
テイオーのこの後も皆さんご存知の通りですし、一週前なんてヒヤヒヤしながら新聞の追い切り欄見てました。
今でも故障は少なくないんですが、あの頃から比べるとずいぶん減った気がするし、故障から復帰して活躍する率も上がってると思います。
それだけ調教技術や医療技術が進歩したってことなんでしょうね。
それは凄くいいことです。


さてさて、晴れの大舞台で逃げたのは、またしてもアフターミー。
まさしく「名は体を表す」で、皐月賞に続いてダービーでも逃げの一手。
今思えば、個性的な脇役やったなぁと思います。

2番手につけたのはホクセイシプレー、鞍上は先日ゴールドシップのトレーナーとして皐月賞を制した須貝尚介騎手(当時)。
ホクセイシプレーの調教師は父の彦三師、当時TVの競馬中継に出ていたのは、彦三師の弟の四郎氏で、なにかと懐かしい須貝一家であります。

しかし調べて判りましたが、四郎さんが亡くなったのは45歳の時だったそうで、尚介師が騎手・調教師を通じて初めてのG1を取った今年、その尚介師が45歳とは思いもよりませんでした。
sonodayaも同年代なので、努力の結晶と命と、いろいろ感慨深いものがありますね。

閑話休題・・・・・

話はダービーに戻ると3番手以下は、シンホリスキー・イイデサターン・レオサイレンスあたり、トウカイテイオー・レオダーバンの人気勢はこれらを見る形で6~7番手で流れに乗っていきます。

3・4番人気のシャコーグレイドとイイデセゾンは16番手あたりの後方から、sonodayaヘタレ馬券のソーエームテキも同じあたり、コガネパワーに至っては最後方からいきます。

レースはこのまま淡々と流れて直線へ。
各馬一斉に先頭に並びかけるなか、外から一完歩づつ踏みしめるように、残り400でテイオーが先頭に立ち、19頭を従えて軽やかなステップのまま3馬身差で府中の直線を駆け抜け、第58代日本ダービー馬に輝きました。

勝利ジョッキーインタビューで安田隆行JKが、「このままなんとか無事に菊花賞に出走できることを祈ってます」とコメントしているのが今見るとなんとも切ないですな・・・・・。

さて、2着にはレオダーバン、3着にイイデセゾンと入線し、sonodayaヘタレ馬券のコガネパワーは4着、そしてもう一頭ソーエームテキは5着・・・・・またハズレと思いきや、2・3・4着馬はすべて黄帽、すなわち3頭とも5枠で馬券はなんとか的中だったんすね。

これ書きながら、枠連の有りがたさをヒシヒシと感じましたです。
今度、久しぶりに園田で枠連買うてみよかな。

言うてフルゲートでも12頭なんで、どんだけ恩恵受けれるか激しく疑問ですが・・・・・。 (; ̄ー ̄)



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トウカイテイオー
 父 シンボリルドルフ
 母 トウカイナチュラル
 母の父 ナイスダンサー

通算12戦 9-0-0-3
主な勝ち鞍 : 皐月賞(G1)・東京優駿(G1)・ジャパンカップ(G1)・有馬記念(G1)

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いやいや、今日は久々に長かったですね。

まあ、長期間チョロチョロ書き足していったもんやから、さもありなんって感じですが、そのせいでまとまりもなく、こんな長い駄文になってしまって、いつも来ていただいてる方に失礼かなと思ったりです。

ま、だからといって上手い文が書ける訳でもなく、ご勘弁くださいってところでしょうか。



でも、一枚の馬券の思い出は尽きずであります。


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コメント 2

COBRIDER

おお~懐かしき「一枚の馬券」シリーズ!
sonodayaさんシリーズの中でも記憶をくすぐられる、大好きな連載です。

テイオーのダービーかぁ・・・・・・
私は自宅でテレビ観戦でした。
パドック観て、後脚が"くるんぱか・くるんぱか"していたので(スミマセン、我が家特有の、ハンカイが良い馬を見た時の表現です)、それだけで勝利を確信していました。
20番枠だろうがなんだろうが、無事出られれば勝てる、そんな存在でしたもの。

それにしても、当時の出走頭数の多さは今から考えると笑ってしまうほどですよね。
昔々はもっとうじゃうじゃ多かったのですから、現代競馬がいかに少頭数か。

私もソーエームテキは注目していました。
イブキノウンカイに見とれていたのも思い出します。
安田騎手が直線で堂々とヴィクトリーロードを進んだときの興奮は、今思い出してもゾクゾクしますね。
皇帝は凄い子を出した、と、またルドルフに降参したレースでもありました。


枠連は、最近の園田では美味しい配当を齎してくれています^^
私は昔から枠連派なので楽しいですよ♪

1年後でも2年後でも、また「一枚の馬券」続編をお待ちしております。
あの頃の事が鮮やかに蘇って来て、暫し陶酔してしまいました。

by COBRIDER (2012-05-23 12:07) 

sonodaya

> COBRIDERさん

さて、続編はいつになりますことやら。
テイオーの次走は・・・・・大阪杯~天皇賞(春)でしたねえ。

てことは・・・・・( ̄ー ̄;

いやいや、そうならないように努力しますです。

by sonodaya (2012-05-23 23:44) 

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