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2頭のG1馬の引退に思う [JRA]

2日にファイングレインが、3日にサクセスブロッケンの登録が抹消されました。


サクセスブロッケン
 父 シンボリクリスエス
 母 サクセスビューティ
 母の父 サンデーサイレンス

谷川牧場生産 栗東・藤原英昭厩舎所属
通算19戦 7-2-3-7
主な勝鞍:09フェブラリーS(G1)・09東京大賞典(G1)・08ジャパンダートダービー(G1)
       08JBCクラシック(G1)2着・09南部杯(G1)2着

園田JBCでヴァーミリアンの2着だったサクセスブロッケンが引退しました。
先だっての根岸Sが久々にしてもさっぱりやったですもんね。

引退後は府中で乗馬とのこと。
G1を3勝してても種牡馬になれないご時勢なんですね。
ブロッケンの場合、生涯で1回だけ走った芝レースがダービーでドンジリ。
この1戦では芝なのか?距離なのか?まだ完成していなかっただけなのか?わからんと思うんですが、日本で種牡馬になるには、やっぱり目に見える芝実績が必要なんですね。
昔に比べれば大きく存在を認められたダート競馬なれど、まだまだ日本は芝がダートより上やねんなと、ダートファンは寂しく思ったり・・・

しかし乗馬とはいえ、無事に余生を過ごせるのもG1・3勝のおかげ。
そういう意味では、やっぱり幸せを掴み取った馬なんかなとも思ったりしてます。



そして、もう一頭ファイングレインも引退になりました。

110205_FineGrain.jpgファイングレイン
 父 フジキセキ
 母 ミルグレイン
 母の父 Polish Precedent

社台ファーム生産
栗東・長浜博之厩舎所属

通算30戦 5-2-1-22

主な勝鞍:08高松宮記念(G1)・08シルクロードS(G3)
       06NHKマイルカップ(G1)2着・08マイルCS(G1)3着



ついこないだの兵庫GTで園田を走ってくれたファイングレイン。
初めてのダートで結果がでず、先日のシルクロードSはジョーカプチーノの強さばかりが目立つレースで、彼自身すっかり精彩を欠くような近走で心配していましたが、やはり引退となりましたか。

微粒子=ファイングレインという、ちょっと写真にも通じる名前で、けっこう好きな馬でした。
こちらは、なんとフランスで種牡馬入りとの事です。
どちらかというとフランスからオファーがあったのでこれを機会に引退ってとこでしょうか。
まあ、タイミングとせっかくのチャンスでもあるわけなので、フランスでの活躍を祈りましょう。

サンデー系でフランスで種牡馬と言えばディヴァインライトを思い出しますね。
ナタゴラが出てフランスでもやっていけそうやんと思っていたら、今はトルコで種牡馬なんだとか・・・。
ディヴァインライトも高松宮記念2着やし、ファイングレインは同レース1着馬、なにかとフランスは宮記念がお好みのようです。(笑)

かたやG1・3勝で乗馬、かたや1勝で種牡馬。
なんだかなーとの思いもなくはないですが、スピード競馬全盛の今日、致し方ないのかもしれません。
ダートより芝に近いという話もあるオールウェザーコースも増えてきてますます競馬のスピード化は顕著。
スピード化はある意味競馬の本質でもあるので結構なんですが、馬の負担はできるだけ減るようにと願うばかりです。


なにはともあれ、2頭の新たな門出にエールを送りたいもんです。
おつかれさま、そして第二の人(馬)生がんばって。

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