競走馬の肖像・16 「クロスロード」 [Horse Photo]
お久しぶりに「肖像」を。
天皇賞はブエナビスタの強さばかりが目立つレースでしたが、2着に突っ込んできたペルーサもなかなかどうして最後の脚は破壊力あるものやったと思います。
惜しむらくはゲート出がもうひとつ。
突っ込んできた時には勝負がついた後でした。
いずれにせよ、荒削りながら先々ホントに期待したくなる馬です。
次走はジャパンカップらしいのでこれもまた楽しみですね。
さて、そのペルーサを管理するのは藤澤和雄調教師。
いわずとしれた昨年の最多勝利&最高勝率調教師です。
藤澤師は厩舎開業が1987年なので、sonodayaが競馬を覚えたのと同時期に調教師として一歩を踏み出されてます。
今ほど有名になる前に岡部元騎手が「藤澤厩舎は馬に対する考え方がしっかりとしてるから・・・」的な発言してて結構注目してた事もあります。
開業から23年、岡部さんの仰ったとおり数多の活躍馬をターフに送り大きな成功を成し遂げておられます。
タイキシャトル・シンボリクリスエス・バブルガムフェロー・ゼンノロブロイ・タイキブリザード・ダンスインザムード・スティンガー・ゼンノエルシド・カジノドライヴ・シンコウキングなどなど・・・・・G1級でこれだけの馬達。
重賞勝ちとなると枚挙に暇が無いですね。
多くの活躍馬のなかで、sonodaya的に藤澤調教師といえばやはりこの馬になるでしょうか・・・・・シンコウラブリイです。
シンコウラブリイは、マイルCS(G1)・毎日王冠(G2)・スワンS(G2)・NZT4歳S(G2)など重賞6勝、通算15戦 10-2-2-1 の成績を残したCaerleon産駒の外国産牝馬でした。
先行して抜け出してくる危なげないレースっぷりは安定感抜群で、ペルーサとは正反対の馬でしたね。(笑)
藤澤師にとってはラブリイが勝った1992年のNZT4歳Sが初重賞、翌93年に勝ったマイルCSが初G1となります。
シンコウラブリイが勝ったマイルCSをよく覚えていますが、不良馬場でドロドロになりながらも抜け出してくる姿にこの馬の芯の強さを見た思いがします。
ウオッカやブエナビスタのようなインパクトのあるレースをするタイプではなかったですが、精神的な強さという部分においては、やはり名牝と呼ぶに相応しい馬ではなかったかと思っています。
さてさて、今日の一頭はクロスロード。
クロスロード 父クロフネ 母ハッピートレイルズ 母の父 Posse
母ハッピートレイルズはシンコウラブリイと同じ。
ラブリイが1989年生(父 Caerleon)、クロスロードが2006年生の異父姉弟となります。
ちなみにこの間の98年に生まれたサンデーサイレンスの牝馬がハッピーパスになります。
クロスロードは昨年4月にJRAでデビュー。
よっぽど気性的に問題があったのかデビュー時にすでにセン馬でした。
中央5戦を5着・11着・16着・5着・9着で兵庫・吉行厩舎へ転厩。
園田での成績は13戦 1-2-1-9 で、アタマ争いか惨敗かという、ある意味気性難の馬らしい成績です。
一時C1クラスに上がりましたが、3走連続着外でC2へ降級し、JBCデーの11月3日のC2戦に出走しており、1230mの距離を先行して直線ズルズル・・・・・11着入線でした。
sonodayaが地方競馬をまだ知らず中央に夢中だったころに活躍したシンコウラブリイ。
地方競馬に軸足を移したsonodayaの前を、そのシンコウラブリイの17歳下の弟が走っている姿を見るのは、また特別な思いが沸いてくるものです。
ブラッドスポーツの奥深さを感じる瞬間でもあります。
クロスロードも血統とは裏腹にガケップチの成績ですが、姉の辛抱強さを見習って少しでも長く出馬表に名前をみたいものですね。
がんばってほしいと思います。
天皇賞はブエナビスタの強さばかりが目立つレースでしたが、2着に突っ込んできたペルーサもなかなかどうして最後の脚は破壊力あるものやったと思います。
惜しむらくはゲート出がもうひとつ。
突っ込んできた時には勝負がついた後でした。
いずれにせよ、荒削りながら先々ホントに期待したくなる馬です。
次走はジャパンカップらしいのでこれもまた楽しみですね。
さて、そのペルーサを管理するのは藤澤和雄調教師。
いわずとしれた昨年の最多勝利&最高勝率調教師です。
藤澤師は厩舎開業が1987年なので、sonodayaが競馬を覚えたのと同時期に調教師として一歩を踏み出されてます。
今ほど有名になる前に岡部元騎手が「藤澤厩舎は馬に対する考え方がしっかりとしてるから・・・」的な発言してて結構注目してた事もあります。
開業から23年、岡部さんの仰ったとおり数多の活躍馬をターフに送り大きな成功を成し遂げておられます。
タイキシャトル・シンボリクリスエス・バブルガムフェロー・ゼンノロブロイ・タイキブリザード・ダンスインザムード・スティンガー・ゼンノエルシド・カジノドライヴ・シンコウキングなどなど・・・・・G1級でこれだけの馬達。
重賞勝ちとなると枚挙に暇が無いですね。
多くの活躍馬のなかで、sonodaya的に藤澤調教師といえばやはりこの馬になるでしょうか・・・・・シンコウラブリイです。
シンコウラブリイは、マイルCS(G1)・毎日王冠(G2)・スワンS(G2)・NZT4歳S(G2)など重賞6勝、通算15戦 10-2-2-1 の成績を残したCaerleon産駒の外国産牝馬でした。
先行して抜け出してくる危なげないレースっぷりは安定感抜群で、ペルーサとは正反対の馬でしたね。(笑)
藤澤師にとってはラブリイが勝った1992年のNZT4歳Sが初重賞、翌93年に勝ったマイルCSが初G1となります。
シンコウラブリイが勝ったマイルCSをよく覚えていますが、不良馬場でドロドロになりながらも抜け出してくる姿にこの馬の芯の強さを見た思いがします。
ウオッカやブエナビスタのようなインパクトのあるレースをするタイプではなかったですが、精神的な強さという部分においては、やはり名牝と呼ぶに相応しい馬ではなかったかと思っています。
さてさて、今日の一頭はクロスロード。
クロスロード 父クロフネ 母ハッピートレイルズ 母の父 Posse
母ハッピートレイルズはシンコウラブリイと同じ。
ラブリイが1989年生(父 Caerleon)、クロスロードが2006年生の異父姉弟となります。
ちなみにこの間の98年に生まれたサンデーサイレンスの牝馬がハッピーパスになります。
クロスロードは昨年4月にJRAでデビュー。
よっぽど気性的に問題があったのかデビュー時にすでにセン馬でした。
中央5戦を5着・11着・16着・5着・9着で兵庫・吉行厩舎へ転厩。
園田での成績は13戦 1-2-1-9 で、アタマ争いか惨敗かという、ある意味気性難の馬らしい成績です。
一時C1クラスに上がりましたが、3走連続着外でC2へ降級し、JBCデーの11月3日のC2戦に出走しており、1230mの距離を先行して直線ズルズル・・・・・11着入線でした。
sonodayaが地方競馬をまだ知らず中央に夢中だったころに活躍したシンコウラブリイ。
地方競馬に軸足を移したsonodayaの前を、そのシンコウラブリイの17歳下の弟が走っている姿を見るのは、また特別な思いが沸いてくるものです。
ブラッドスポーツの奥深さを感じる瞬間でもあります。
クロスロードも血統とは裏腹にガケップチの成績ですが、姉の辛抱強さを見習って少しでも長く出馬表に名前をみたいものですね。
がんばってほしいと思います。
2010-11-10 10:35
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コメント(2)
今日の7Rに、シンコウラブリイの子供マザーウェルが出走してましたよ
残念ながら負けちゃいましたけど
by sasuke (2010-11-10 19:55)
sasukeさん、こんにちは。
そのようですね。
さっそく結果を見にいかせていただきました。
JRAからの移籍で初出走だったんですね。
ダントツ人気で負けちゃったんですね。
本当にあと一歩で未勝利勝てなかったんですね。
ふたつ勝ったら帰る馬でしょうから、次走は見たいですね。
情報ありがとうございます。(^^)
by sonodaya (2010-11-11 07:43)