「人気と着順」・距離別編

リクエストにより「人気と着順」を距離別で細分化してみました。

条件は前回と同じく、本年4月の新システム開始から17回園田終了時点の12月10日まで。

総レース数は1063レース。（姫路開催分は除く）
出走頭数による外枠の単・連・複勝率は修正済み。
距離は820m・1230m・1400m・1700m・1870m。
2400mは1レースしか施行されていないので除外しました。

園田では全体の75%が1400mでの施行となるため1400mの単・連・複勝率を基準に考え、
各距離において1400mより単・連・複勝率が優秀なものを赤字で表示しています。

では820mから。



全距離のなかで2人気が1人気の勝率を上回るというかなりイレギュラーな距離。
しかし1人気の複勝率は80%超えで3連馬券の信頼度はダントツ。
ファーストトライでしか行われないという特殊性が大きく影響していそうです。
全レース8頭立てが故に4人気でも40%以上の複勝率。
820mのファーストトライでは、とにかく人気に逆らうことは得策ではないようです。

1230m


1400mに比べて1人気は僅かながら不振も、そう気にする必要もなさそうな数字。
むしろ2人気の不振が目立ちます。
その分を3～6人気が持って行ってる感じで、
フォーメーションよりマルチかボックスで手広くいきたくなる統計です。

1400m


この距離だけで、実に804レースが行われている基幹距離です。
まぁ、ほとんど人気順。
最低人気の連対実績があるのはこの距離だけなのですが、
おそらくサンプル数が破格に多いためと考えられます。

1700m


1400mに次いで施行レース数の多い距離で128レース行われました。
1人気は、単勝率で若干数字が下がるんですが、
複勝率は1400mの結果より上なので3連馬券の信頼度大きく変わらないようです。
ここも2人気が1400mよりかなり不振。
その分は4・6・8・10の偶数人気の成績が良いようです。
3人気はそれなりも、5・7・9の奇数人気はイマイチ。
これってなんなんでしょうね？
100レース以上もやってたら「サンプル数が少ないのでたまたま」とかの可能性も薄いですし・・・・・

1870m


1870mは10レースしか行われていないので、統計的に信用できません。
サンプル数が少なすぎですよね。
しかも重賞か、JRA交流か、A1・A2・A1A2混走の特別戦ばかり。
3人気が単勝率トップってのもねぇ・・・・・
でも上位人気が恐ろしく堅実な傾向ではあります。
ま、JRA交流なんか上位人気のJRA馬でボックス行きゃ外れる事ないですもんね。
（ガミるかどうかは別として・・・・・）


それぞれ、なんとなく納得の結果になってる気がしますね。
ついでに距離別の3連単平均配当と中間値を書いておきますね。

820m　平均配当 7973円　中間値 3110円
1230m　平均配当 3万7588円　中間値 1万6930円
1400m　平均配当 6万2581円　中間値 5770円
1700m　平均配当 5万2193円　中間値 1万7190円
1870m　平均配当 1万1091円　中間値 3880円

やはり好配当狙うなら1230mか、1700mが統計的に良いようですね。
この統計がみなさまの馬券作戦のお役に立てば光栄です。